パプリカと玉ねぎのうま味がたっぷり!
発酵パプリカにひと晩漬け込んだやわらかチキン
みなさま、こんにちは、榎本美沙です。
今月は、野菜を使った発酵調味料「発酵パプリカ」をご紹介しています。
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▼「発酵パプリカ」のつくり方はこちら
今回は、発酵パプリカに漬け込んで焼くだけで、やわらかくうま味がたっぷりに仕上がるチキンステーキ、「発酵パプリカのバターチキン」のつくり方をご紹介します。
麹の力でお肉がやわらかく、そして発酵パプリカを使ってうま味たっぷりに仕上がります。味も決まっておいしいので、ぜひお試しくださいね。
「発酵パプリカのバターチキンステーキ」のつくり方

材料(2人分)
● 鶏もも肉 | 2枚(500g) |
● 発酵パプリカ | 大さじ3 |
● オリーブオイル | 小さじ2 |
● バター | 10g |
つくり方
1 鶏肉はフォークで全体に穴をあけ、ポリ袋に入れる。発酵パプリカを加え揉み、冷蔵庫でひと晩おく。


2 鶏肉は加熱する30分ほど前に冷蔵庫から出し、室温に戻しておく。発酵パプリカを軽くぬぐう。(ぬぐった発酵パプリカは後で使うので取っておく)

3 フライパンにオリーブオイルを弱めの中火で熱し、鶏肉の皮目を下にして入れ、4〜5分焼く。

4 焼き色がついたら、上下を返して弱火にし、ふたをして5〜6分加熱する。余分な油をふきとり、バター、2でぬぐった発酵パプリカを加えてさっと絡める。


発酵パプリカはお肉にとても合いますので、他のお肉でもぜひお試しくださいね。
来月はこの時季につくってゆっくり食べたい「甘酒スイーツ」をご紹介します。
楽しみにしていただけたらと思います。

榎本 美沙(えのもと みさ)
料理家/発酵マイスター
発酵食品、旬の野菜を使ったシンプルなレシピが好評で、テレビ、雑誌や書籍へのレシピ提供、イベント出演などを行う。オンライン料理教室「榎本美沙の料理教室」主宰。
YouTubeチャンネル「榎本美沙の季節料理」、Instagram(@misa_enomoto)、夫婦でつくるレシピサイト「ふたりごはん」も人気。
新刊『毎日、水キムチ いちばん手軽な乳酸発酵』(文化出版局)が2025年5月発売。
そのほかの著書に、『榎本美沙のひと晩発酵調味料とからだが喜ぶ発酵献立』(主婦と生活社)、『二十四節気の心地よい料理と暮らし』(グラフィック社)、『榎本美沙の発酵つくりおき』(家の光協会)、『ゆる発酵』(オレンジページ)、『発酵あんことおやつ』『からだが整う〝ひと晩発酵みそ〟』(ともに主婦と生活社) 『ちょこっとから楽しむ はじめての梅仕事』(山と溪谷社)など多数。
「榎本美沙の料理教室」
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●YouTube
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米のとぎ汁に野菜や果物を漬けて発酵させる「水キムチ」は乳酸菌たっぷりで腸活に最適。塩分控えめで辛みはほとんどなく、作るのもすごく簡単。そのままでおいしいのはもちろん、ジャンルを問わず様々な料理にも展開できる優れた発酵食品です。