• 料理家で発酵マイスターの榎本美沙さんに、「発酵パプリカのバターチキンステーキ」のつくり方を教えていただきました。発酵パプリカにひと晩漬け込んだ鶏肉はとてもやわらかく、うま味がたっぷり。中までしっかり味がしみ込んでいるので、お弁当にもおすすめです。

    パプリカと玉ねぎのうま味がたっぷり!
    発酵パプリカにひと晩漬け込んだやわらかチキン

    みなさま、こんにちは、榎本美沙です。

    今月は、野菜を使った発酵調味料「発酵パプリカ」をご紹介しています。

    * * *

    ▼「発酵パプリカ」のつくり方はこちら

    今回は、発酵パプリカに漬け込んで焼くだけで、やわらかくうま味がたっぷりに仕上がるチキンステーキ、「発酵パプリカのバターチキン」のつくり方をご紹介します。

    麹の力でお肉がやわらかく、そして発酵パプリカを使ってうま味たっぷりに仕上がります。味も決まっておいしいので、ぜひお試しくださいね。

    「発酵パプリカのバターチキンステーキ」のつくり方

    画像: 「発酵パプリカのバターチキンステーキ」のつくり方

    材料(2人分)

    ● 鶏もも肉2枚(500g)
    ● 発酵パプリカ大さじ3
    ● オリーブオイル小さじ2
    ● バター10g

    つくり方

     鶏肉はフォークで全体に穴をあけ、ポリ袋に入れる。発酵パプリカを加え揉み、冷蔵庫でひと晩おく。

    画像1: 発酵パプリカの「バターチキンステーキ」のつくり方。鶏もも肉が“発酵の力”でやわらかに!うま味たっぷりでしっかり味が決まる|榎本美沙の発酵暮らし
    画像2: 発酵パプリカの「バターチキンステーキ」のつくり方。鶏もも肉が“発酵の力”でやわらかに!うま味たっぷりでしっかり味が決まる|榎本美沙の発酵暮らし

     鶏肉は加熱する30分ほど前に冷蔵庫から出し、室温に戻しておく。発酵パプリカを軽くぬぐう。(ぬぐった発酵パプリカは後で使うので取っておく)

    画像1: つくり方

     フライパンにオリーブオイルを弱めの中火で熱し、鶏肉の皮目を下にして入れ、4〜5分焼く。

    画像2: つくり方

     焼き色がついたら、上下を返して弱火にし、ふたをして5〜6分加熱する。余分な油をふきとり、バター、でぬぐった発酵パプリカを加えてさっと絡める。

    画像3: 発酵パプリカの「バターチキンステーキ」のつくり方。鶏もも肉が“発酵の力”でやわらかに!うま味たっぷりでしっかり味が決まる|榎本美沙の発酵暮らし
    画像4: 発酵パプリカの「バターチキンステーキ」のつくり方。鶏もも肉が“発酵の力”でやわらかに!うま味たっぷりでしっかり味が決まる|榎本美沙の発酵暮らし

    発酵パプリカはお肉にとても合いますので、他のお肉でもぜひお試しくださいね。


    来月はこの時季につくってゆっくり食べたい「甘酒スイーツ」をご紹介します。

    楽しみにしていただけたらと思います。



    画像3: つくり方

    榎本 美沙(えのもと みさ)
    料理家/発酵マイスター
    発酵食品、旬の野菜を使ったシンプルなレシピが好評で、テレビ、雑誌や書籍へのレシピ提供、イベント出演などを行う。オンライン料理教室「榎本美沙の料理教室」主宰。 YouTubeチャンネル「榎本美沙の季節料理」、Instagram(@misa_enomoto)、夫婦でつくるレシピサイト「ふたりごはん」も人気。

    新刊『毎日、水キムチ いちばん手軽な乳酸発酵』(文化出版局)が2025年5月発売。

    そのほかの著書に、『榎本美沙のひと晩発酵調味料とからだが喜ぶ発酵献立』(主婦と生活社)、『二十四節気の心地よい料理と暮らし』(グラフィック社)、『榎本美沙の発酵つくりおき』(家の光協会)、『ゆる発酵』(オレンジページ)、『発酵あんことおやつ』『からだが整う〝ひと晩発酵みそ〟』(ともに主婦と生活社) 『ちょこっとから楽しむ はじめての梅仕事』(山と溪谷社)など多数。

    「榎本美沙の料理教室」
    https://online.misa-enomoto.com/

    ●YouTube
    https://www.youtube.com/channel/UCGiEIACoA-INiZuSFhoksYA
    ●Instagram
    https://www.instagram.com/misa_enomoto/

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    『毎日、水キムチ いちばん手軽な乳酸発酵』(榎本美沙・著/文化出版局・刊)

    画像5: 発酵パプリカの「バターチキンステーキ」のつくり方。鶏もも肉が“発酵の力”でやわらかに!うま味たっぷりでしっかり味が決まる|榎本美沙の発酵暮らし

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    米のとぎ汁に野菜や果物を漬けて発酵させる「水キムチ」は乳酸菌たっぷりで腸活に最適。塩分控えめで辛みはほとんどなく、作るのもすごく簡単。そのままでおいしいのはもちろん、ジャンルを問わず様々な料理にも展開できる優れた発酵食品です。



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