• いつまでも健康で自立した生活を送るために、いまから健康寿命を延ばす食生活を始めてみませんか? 医師の溝口 徹さんに、老化や更年期などによる不調を予防する食事習慣を伺いました。
    (『天然生活』2024年11月号掲載)

    2.冷奴+かつお節で動ける体を維持する

    画像: 2.冷奴+かつお節で動ける体を維持する

    関節、筋肉などの運動器が衰えることで、歩く、立つ、座るなどの動作に支障をきたすロコモティブシンドローム。寝たきりリスクを予防するためにも、筋力の低下を防ぐことが大切です。

    筋力をつけるには、タンパク質とビタミンD3が必須です。タンパク質には動物性と植物性がありますが、植物性タンパク質を食べるときは動物性タンパク質と組み合わせるようにしましょう。植物性タンパク質のバランスの悪さを動物性タンパク質がカバーし、吸収率が上がります。冷奴+かつお節、納豆+卵・しらすなど、シンプルな組み合わせで十分です。


    〈監修/溝口 徹 取材・文/工藤千秋 イラスト/イオクサツキ〉

    溝口 徹(みぞぐち・とおる)
    2003年開設の日本初の栄養療法専門クリニック、みぞぐちクリニック(旧・新宿溝口クリニック)院長。オーソモレキュラー療法などに基づいた「トータル栄養アプローチ」により多くの疾患の治療に当たる。患者や医師向けの講演会、勉強会も行っている。『医者が教える日本人に効く食事術』(SBクリエイティブ)など著書多数。

    ※ 記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです



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