• いつまでも健康で自立した生活を送るために、いまから健康寿命を延ばす食生活を始めてみませんか? 医師の溝口 徹さんに、老化や更年期などによる不調を予防する食事習慣を伺いました。
    (『天然生活』2024年11月号掲載)

    体を若返らせる「食事習慣」のポイント

    栄養療法専門「みぞぐちクリニック」の溝口 徹さんに、脳と体を若返らせる食事習慣を教えていただきました。ここでは、認知症予防などに役立ち、若返りホルモンともいわれる「DHEA」を補う食事習慣をご紹介します。

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    ▼前回のお話はこちら

    https://tennenseikatsu.jp/_ct/17795562

    1.とろろで若返りホルモンを出す

    画像: 1.とろろで若返りホルモンを出す

    若返りホルモンのDHEAは、ストレスの緩和、やる気を出す、アルツハイマー病の予防と改善、免疫力や代謝のアップ、筋力維持など、アンチエイジング効果抜群です。DHEAのピークは20代で、70歳はその20%、80~90歳では5%にまで減少。見た目が若々しい人ほどDHEAの値が高くなる傾向も。

    残念ながら、日本人はアンチエイジングの王様であるDHEAを欧米人ほど体内でつくり出すことができず、食べ物から補うしかありません。DHEAたっぷりの自然薯や長いもなどをとろろにして、いろいろなアレンジを楽しみましょう。


    〈監修/溝口 徹 取材・文/工藤千秋 イラスト/イオクサツキ〉

    溝口 徹(みぞぐち・とおる)
    2003年開設の日本初の栄養療法専門クリニック、みぞぐちクリニック(旧・新宿溝口クリニック)院長。オーソモレキュラー療法などに基づいた「トータル栄養アプローチ」により多くの疾患の治療に当たる。患者や医師向けの講演会、勉強会も行っている。『医者が教える日本人に効く食事術』(SBクリエイティブ)など著書多数。

    ※ 記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです



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