いつまでも健康で自立した生活を送るために、いまから健康寿命を延ばす食生活を始めてみませんか? 医師の溝口 徹さんに、老化や更年期などによる不調を予防する食事習慣を伺いました。
(『天然生活』2024年11月号掲載)
					
					
				
				
				
				
				
				
				
				
(『天然生活』2024年11月号掲載)
4.半熟卵を1日2〜3個食べる

悪者のイメージが強いコレステロールですが、若返りホルモン(DHEA)や抗ストレスホルモンをつくる栄養素でもあります。とくに更年期の女性はコレステロールを適切に保つことで、女性ホルモンが増えて心身の好調を維持できます。
コレステロールが多いものの代表といえば卵。1日2~3個食べても問題がなく、タンパク質を摂取するという意味でもおすすめの食材です。ただし、アレルギーを起こしやすいので、週2日は食べない日を設けること。加熱しすぎないことも大切で、ゆで卵なら半熟、目玉焼きは黄身が半熟になったら火を止めます。
〈監修/溝口 徹 取材・文/工藤千秋 イラスト/イオクサツキ〉
溝口 徹(みぞぐち・とおる)
2003年開設の日本初の栄養療法専門クリニック、みぞぐちクリニック(旧・新宿溝口クリニック)院長。オーソモレキュラー療法などに基づいた「トータル栄養アプローチ」により多くの疾患の治療に当たる。患者や医師向けの講演会、勉強会も行っている。『医者が教える日本人に効く食事術』(SBクリエイティブ)など著書多数。
※ 記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです
 
				
				


 
							 
							 
							 
							