ほこりをやさしく絡め取り家具を傷つけにくい羽はたき。出しっぱなしでも部屋になじむ美しさも魅力です。汎用性の高いサイズ感の商品6点を試してみました。
(『天然生活』2024年12月号掲載)
(『天然生活』2024年12月号掲載)
3 松野屋 ダチョウ羽ばたき中
2種類の穂を用途に合わせて使い分けられる

寸法:全長43×幅27cm、柄の太さ1.5cm 質量:約40g 材質:穂先=オーストリッチフェザー、にわとりの毛、柄=竹 サイズ展開:ミニ、大もあり
東京の荒物問屋が販売する羽はたき。東京の職人により、手作業でつくられる。
中央に比較的硬いにわとりの羽毛を、周囲にやわらかな南アフリカ産オーストリッチの羽毛を取り付けており、使い分けもできるタイプ。
柄は素朴な風合いの竹製で、根元を植物のひもできつく固定しており、見映えがよく耐久性も高い。
穂の中央はにわとりの毛で、先端が細いため、押し付けると棚の溝なども掃除できる。逆に周囲の毛は広がっており広範囲を掃除可能。

用途に合わせて羽を使い分けられるのは驚き。柄のひもは革製で品があり、丈夫で長持ちしそう。職人の細やかな配慮に脱帽です
(問)谷中松野屋
https://matsunoya.jp/
※「編集部調べ」の寸法、質量は編集部が撮影サンプルを計測した値です。
※天然素材品のため、外寸や質量などは個体差があり、すべておおよその値です。
※素材の特性上、使い始めは動物特有のにおいがあります。
<撮影/代 和佳子 構成・文/Five Star Corporation イラスト/松尾ミユキ>
※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです





