美しき鉱物の魅力を語りたい……。天然生活編集部の鉱物好きなふたりが、自慢の鉱物コレクションを持ち寄りました。今回は、青色が美しい「ラピスラズリ」と、さまざまな色が入った「糸魚川の翡翠6種類セット」。それぞれ、ツタンカーメンのマスクに使われたり、勾玉の材料になったりと、古代から重宝されてきた石です。つたない知識と想像をあれこれめぐらせて、文化的な側面からも考察してみました！
ニュージーランドでもなじみ深い翡翠「ポウナム」
川添 なんだか、とりとめのないお話になってしまいましたが、翡翠もいろいろと奥深すぎて、なかなか難しいテーマでした。
菅沼 はい、今回は日本と中国のお話でしたが、メキシコのマヤ文明でも使われていたようで奥深いです。
川添 というわけで、今回の石はいかがでしたか？ カメラマンの星さん。
星 えぇ～、突然すぎませんか！？ え～っと、「ラピスラズリ」はアニソンになっているので親近感を感じました！
川添・菅沼 そうなんですか！？
星 『デルトラ・クエスト』という石を集める小説にも登場していました！
川添 出る……虎？
星 『デルトラ・クエスト』です！
川添 ヤバイ、全然知らない……。菅沼さんは？
菅沼 私も知らないです……。
星 子どもに大人気の小説ですよ！ 「ラピスラズリ」は星空っぽいキラキラ感もよかったです！
川添 ですよね！ 翡翠はどうでした？
星 翡翠は「ジェイド」ですよね。ニュージーランドでは「ポウナム」と呼ばれて、一番なじみ深い石です。子どもとかもみんな身に着けています！
（カメラマンの星さんはZ世代。高校時代をニュージーランドで過ごしたそうです）
勾玉のニュージーランド版！？ ポウナムでつくられた工芸品。（出典：Wikipedia）
菅沼 もしかして、星さんがニュージーランドから日本に帰国する際に、お守りとしてプレゼントされながら、なくしたというあれですか……？
星 そうです！
川添・菅沼 ……。
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＜撮影／山川修一 参考文献／『楽しい鉱物学』『楽しい鉱物図鑑』（ともに、堀 秀道・著、草思社・刊）、『岩石・鉱物・化石 DVDつき（小学館の図鑑NEO 18）』（荻谷 宏、門馬綱一、大路樹生・監修、小学館・刊）＞
