• 冬はもちろん、季節を問わずに年中鍋を楽しむという料理家の飛田和緒さん。くりかえし食卓にのぼるのは、どれも少ない材料でつくれるシンプルな鍋ばかりです。今回は、「ねぎま鍋」のつくり方を教わります。
    (『天然生活』2025年2月号掲載)

    「ねぎま鍋」のつくり方

    まぐろのうま味と長ねぎの甘味をシンプルに味わうねぎま鍋。

    うま味がしみ出ただし汁までもごちそうです。

    材料(2人分)

    ● まぐろの刺し身1冊(200gくらい)
    ● 長ねぎ2本
    ● 昆布のだし汁3カップ
    ● 塩小さじ1/4
    ● 薄口しょうゆ小さじ1
    ● ゆずなどの柑橘適量
    ● 〆ごはん適宜

    つくり方

     まぐろは水けをふき取ってから食べやすい大きさに切り、塩ふたつまみをなじませておく。

     長ねぎは青い部分まで含めて5cm長さに切る。

     鍋にだし汁を温め、味をととのえてからねぎを入れる。ねぎがやわらかくなるまで煮る。

     にまぐろを加え、ひと煮立ちさせる。

     器に取り分け、好みでゆずを絞る。汁ごと一緒にいただく。

    〆のこしょうごはん

    ごはんにあつあつの汁をかけて、黒こしょうをふるシンプルな〆。

    まぐろのうま味と長ねぎの甘味がたっぷり出ただし汁と、ごはんがよく合います



    <料理/飛田和緒 撮影/山田耕司 スタイリング/久保原惠理>

    画像: 〆のこしょうごはん

    飛田和緒(ひだ・かずを)
    神奈川県の海辺の町に暮らす。娘が大学進学で独立し、夫とふたり暮らしに。食材をシンプルに味わう料理が人気。著書に『いちばんやさしい魚の食べ方』(オレンジページ)、『くりかえし料理』(扶桑社)など。

    ※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです



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