• いまの時代は、人や物、情報にあふれ、シンプルに生きることが難しくなっています。だからこそ、一歩離れて物事を見ることが大切といいます。僧侶の松本紹圭さんに、ひとり静かな時間を持つことの大切さを教えていただきました。
    (『天然生活』2025年1月号掲載)

    仏教の教えから、心を穏やかにするヒントを得る

    心がざわざわして不安にさいなまれる、どうしても前向きになれない……。

    そんなときの心のもちようについて「仏教」の教えからヒントを得ることで穏やかな気持ちを取り戻し、人生を豊かなものにしていきましょう。

    東京・神谷町にある光明寺の僧侶・松本紹圭さんに、心を穏やかにする言葉を教えていただきました。

    テレビを消して、30分でもひとり静かな時間をもつ

    画像: テレビを消して、30分でもひとり静かな時間をもつ

    ふだん、無意識にテレビのスイッチを入れていませんか?

    テレビをつけっぱなしにしていると、情報という「ノイズ」が自動的に自分の中に垂れ流しで入ってきてしまいます。それが、自分でも気づかないうちに脳や心を疲弊させてしまうのです。

    これは、SNSも同じです。SNSは中毒性があり、気がつくと何時間も見続けていたりします。

    もちろん、テレビやSNSをすべてやめる必要はありません。しかし、自分が無意識にはまっていることに気づくことはとても大事です。

    ノイズを遮断した静かな時間を30分でももってみましょう。そうすると、自分や世界を見つめるゆとりが生まれるでしょう。


    〈監修/松本紹圭 取材・文/工藤千秋 イラスト/とみだせな〉

    松本紹圭(まつもと・しょうけい)
    東京神谷町・光明寺僧侶。東京大学哲学科卒。武蔵野大学客員准教授。世界経済フォーラム(ダボス会議)Young Global Leader、Global Future Council Membe(r 2019)。インド商科大学院でMBA取得。noteマガジン「松本紹圭の方丈庵」発行。ポッドキャスト「Temple Morning Radio」は平日毎朝6時に配信中。

    ※ 記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです



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