ボートの中はハーブに囲まれたワクワクする空間
早速、ボートの中におじゃましてみると、壁一面の棚にはアルコールにハーブを漬け込んだチンキのボトルやドライハーブが並び、小さなキッチンが備え付けられています。

ボート内のキッチンに立つメリッサ

煙突のついたオーブンもあるボート内のキッチン

ボート内のハーブチンキ棚
ボート内は、リビングルームが診察のスペースとなり、壁板を倒せばテーブルになりワークショップスペースに、棚にカバーをすればハーブショップにも早変わりします。船ならではの丸い窓から覗く風景が気分を盛り上げてくれ、ワクワクする空間です。

ボートの窓から外を臨む
窓辺では、アップルサイダービネガーにジンジャーとハチミツを加えた「オキシメル」というレメディをつくっていました。
コニャックでも入っていそうな船舶用のガラス瓶ですが、船が小さく揺れるたびにゆっくりかき混ぜられ、おいしく出来上がるそうです。

ジンジャーを使ったサマードリンク(暑い日には、炭酸水で割ってハーブを浮かべて飲むのがおすすめだそう)
天気がよい日には、デッキのテーブルでハーブレメディづくりのワークショップをすることもあるそうです。

船のデッキにテーブルを広げてワークショップをすることも
〈撮影・文/石丸沙織 写真提供/メリッサ・ロナルドソン〉
石丸沙織(いしまる・さおり)
英国メディカルハーバリスト、アロマセラピスト。イギリスでハーブ医学を学んだのち、東京、香港を経て、2011年より鹿児島県奄美大島在住。地域に根差したハーバリストとして、身近なハーブを暮らしに取り入れたケアを広めている。菓子研究家・長田佳子さんとの共著に『ハーブレッスンブック』(アノニマ・スタジオ)、訳書に『フィンランド発 ヘンリエッタの実践ハーブ療法』(フレグランスジャーナル社)がある。
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メディカルハーバリストの石丸沙織さんと菓子研究家・長田佳子さんは2018年より「herb lesson」を開催してきました。ハーブのテイスティングとそのシェアリングに時間をかけ、教科書的なハーブの知識だけではなく、それらが使う人の心身にどのように響くかを大切にしています。
ハーブティー、ブレンドの考え方、ハーブバス、チンキなどのレメディ、ハーブの風味を味わうお菓子を暮らしに取り入れてみましょう。自分の感覚を大事にする、こころとからだを癒すセルフケアの方法やアイデアをご紹介します。
ハーブとの出逢いを通して、新しい自分に出逢える一冊です。





