(『別冊天然生活 心と体が若返る小さな習慣2』より)
薬膳的食事の工夫4
「腎」を補う黒ごまドリンクを毎日飲む

温めた豆乳1カップに、黒ごまパウダー大さじ1を加えてよく混ぜる。ワタナベさんは「九鬼」の「黒ごまラテパウダー」を愛用。練りごまもおすすめ
鍼灸師や中医学の先生に「『腎(じん)』がやや弱い」といわれることが多いため、「腎」を補う「補腎(ほじん)」素材として、黒豆や黒ごまなど「黒い食材」を取り入れています。
「植物性タンパク質を摂るため、朝にホット豆乳を飲んでいますが、そこに黒ごまパウダーを加えるように。そのままでも好きな味ですが、日によっては甘酒を加えることもあります」
薬膳的食事の工夫5
クコの実やナッツ類を日々のおやつに

「ふだんから何気なく口にしている素材も『こんな働きがあったんだ!』と、新鮮な気持ちで見られることが、薬膳を学ぶ楽しさのひとつです」
「最近目が疲れることが多くなってきたので、視力減退や目のかすみにいいクコの実をよく食べています」とワタナベさん。
「くるみは『腎』にいい素材で、形が似ている脳の活性化を促すとか。アーモンドは腸を潤し、便秘の改善にも役立つので、乾燥する季節にもいいようですよ」と、おやつも薬膳素材を意識しています。
薬膳的食事の工夫6
同じ食材でも季節によって調理法を工夫する

素材のうま味と栄養を逃さない蒸し料理は、ワタナベさんの定番のひとつ。「時間がない日も、入れっぱなしで調理できてありがたいです」
夏は体を冷やす素材、冬は温める素材を食べればいいというわけではなく、どの季節も合わせる食材や調理法で調整しながら、両方をバランスよく食べることが大事です。
「たとえばなすやズッキーニは体を冷ます食材として有名ですが、秋冬には蒸す、煮るなど必ず火を入れるように。またしょうがなど、温め力が強い食材と合わせます」
本記事は『別冊天然生活 心と体が若返る小さな習慣2』(扶桑社)からの抜粋です
〈撮影/山川修一 取材・文/田中のり子〉
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暮らしを楽しむには、心と体の健康が大切です
心と体、お財布にもやさしく健康を保つには、元気なうちから体にいい習慣を実践して、不調や病気になりにくい暮らしをすることです。この本では、そんな、生き生きとした暮らしを送っている素敵な皆さんの健康習慣や、医師や専門家が教える、簡単に取り入れられる健康習慣、脳と心の健やかさを手に入れる方法を紹介します。
モデルのSHIHOさん、女優の本上まなみさん、料理家のワタナベマキさん、発酵料理人の山田奈美さんなどの心と体を健やかに保つ習慣をご紹介。料理家の真藤舞衣子さんの若返りレシピ、Marikoさんのぐっすり眠れる寝落ちヨガ、自然派医師の本間真二郎先生のめぐりをよくする健康法、工藤あきさんの体質改善できる食べ方、休養学の専門家片野秀樹先生のもっと元気になる正しい休み方、睡眠の第一人者の柳沢正史先生のよく眠る方法、中島輝さんの自己肯定感の上げ方などなど、専門家による心と体に役立つ内容をたっぷり掲載しています。
ワタナベマキ(わたなべ・まき)
雑誌や書籍、広告、テレビ、webなど多方面で活躍。日々の食事に役立つシンプルレシピから、旅先で出合ったエスニック料理まで得意料理は幅広い。著書に『梅干しは万能調味料』(主婦と生活社)、『あたらしいみそおかず』(文化出版局)など。





