(『天然生活』2024年7月号掲載)
長年の経験からたどりついた、最高においしい「いちごジャム」

菓子職人で、東京・尾山台にある洋菓子店「オーボンヴュータン」のオーナーシェフである河田勝彦さんに、いちごのジャムのつくり方を教えていただきました。
生のいちごでは味わうことができない濃厚なうま味と香り、それらがぎゅっと詰まったジャムです。

できたてを熱いうちに詰め、逆さにして冷ますと真空状態に
いちごのジャムのつくり方
ジャムは素材ありき。甘味と酸味がある品種のいちごを選んで。
火にかけたら鍋から離れず、絶えずかき混ぜながら煮詰めていきます。
材料(つくりやすい分量)
| ● いちご | 1kg(へたを落とした量) |
| ● グラニュー糖 | 750g(※1) |
| ● レモン汁 | 1/2個分(※2) |
※1:グラニュー糖は果物の75%
※2:果物とグラニュー糖を合わせた重量の約0.4%
つくり方
1 いちごのへたを落とし、縦4等分にしてボウルに入れる。

2 1にグラニュー糖をまぶす(この状態でひと晩おいてもいい)。

3 2を、深く厚みがある鍋にうつし、砂糖が溶けてくるまで中火にかける。果汁が出てなじんできたら火を強めに調節する。

4 レードル(穴のあいたものが理想)で、3の全体をかき混ぜながら煮ていく。

5 煮立ってきたらあくをすくい、こげつかないよう火を調整し、煮詰めていく。

6 5がねっとりしてきたら皿に少量取り、指につけて離し、糸が引けば火を止める。

7 6にレモン汁を加えて混ぜたら、熱いうちに煮沸した保存瓶に詰めてふたをし、逆さにして冷めるまでそのままおく。


いちごの甘酸っぱさが凝縮された味わい。でき上がったら熱いうちに瓶に詰めて
味のバリエーションを楽しむ方法
でき上がったジャムに乾燥バジルや、ミント、粒こしょう(ともに適量)などを合わせるとひと味違う味わいに。
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▼オーボンビュータン・河田勝彦さん そのほかのお話はこちら
〈撮影/星 亘 構成・文/水野恵美子〉

河田勝彦(かわた・かつひこ)
1944年生まれ。1967年パリに渡り、菓子屋、レストラン、ホテルなどで約10年修業。その合間各地の郷土菓子を食べ歩く。帰国後1981年、東京・尾山台に「オーボンヴュータン」を開店。フランス伝統菓子の第一人者。

オーボンヴュータン
東京都世田谷区等々力2-1-3
☎03-3703-8428
営業時間:10:00~17:00
㊡火・水曜日






