• 楽しく育てて、家計の助けにもなる家庭菜園。たった1坪でも、たくさんの種類の野菜を収穫できます。今回は、茨城県筑波山麓の農村で暮らしながら、野菜や米を自給している和田義弥さんに、気軽に野菜づくりを楽しめる1坪菜園」の始め方について聞きました。
    (『天然生活』2025年4月号掲載)

    想像以上にたくさんの野菜を収穫できる「1坪菜園」

    「野菜は手をかければその分だけよく育ちます。そんな様子を見られるのが野菜づくりの何よりの楽しみです」というのは、野菜と米の自給自足生活を実現している和田義弥さんです。

    そういわれても、「野菜づくりに興味はあるけれど場所がない」とあきらめている人も多いのではないでしょうか。そんな場合でも、簡単に野菜づくりを始められるのが「1坪菜園」です。

    「1坪は畳2枚分のスペースなので、小さな庭でも大丈夫。1坪より少し大きな畑が多い市民農園を借りるなら、ここで紹介する方法をベースにしながら植えつけをしてみてください」

    たった1坪ですが、季節ごとに植えつけと収穫を繰り返すことで、想像以上にたくさんの野菜を収穫できます。自給自足とまではいきませんが、それに近い満足感が得られます。

    画像: 想像以上にたくさんの野菜を収穫できる「1坪菜園」

    畑は広ければ広いほど、土を耕すなどの力仕事も大変になります。それが1坪だけならそれほど労力もかかりません。

    野菜に適した土をつくるのもお手軽です。除草や害虫の駆除、間引きなども、畑が小さい分、すき間時間にさっとできて、特別な機械や道具もいらないので、気軽に楽しめます。

    「このように時間も労力もコストも最小限で野菜づくりを始めることができるのがメリットです」

    食べ物の安全が気になる人にとっても、無農薬・無化学肥料栽培の管理が簡単になるので、ハードルがぐんと下がります。

    最近は野菜の価格が高騰していますが、低コストで楽しみながら野菜を育てて食べられるのもうれしいですね。

    ミニ家庭菜園のいいところ
    楽しみながら栽培できる
    無農薬・無化学肥料栽培が手軽
    思ったよりも多くの野菜を収穫できる

    今回は2×2mの1坪菜園を紹介しますが、もちろん、庭の広さや形に合わせたり、マスを減らしたりアレンジするのもあり。畑をプランターに置き換えて、ベランダで楽しむこともできます。

    「自分で野菜を育てて収穫し、食べる喜びは格別です。ぜひ、この春は野菜づくりにチャレンジしてみてください」



    〈監修/和田義弥 取材・文/工藤千秋 イラスト/はまだなぎさ〉

    和田義弥(わだ・よしひろ)
    フリーライター。1973年生まれ。20~30代にオートバイで世界一周。40代を前に茨城県筑波山麓の農村で暮らし始める。約5反の田畑で米や野菜を自給。ヤギやニワトリを飼い、冬の暖房は100%薪ストーブで賄う自給自足的アウトドアライフを実践中。著書に『育てやすい&たくさんとれる 一坪ミニ菜園入門』(山と溪谷社)などがある。

    ※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです



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