• RARI YOSHIOさんが20年ぶりに贈る新著『心をととのえる処方箋──12か月のFlower days』。本書では、自然のリズムに寄り添い、心と身体を澄ませる花の知恵を12ヶ月で綴っています。今回は「カモミール」の章から、やさしい香りで不安や緊張をほどき、心を穏やかに整えるカモミールの魅力を紹介します。白い庭に広がる風景とともに、日々の中で深呼吸を取り戻すひとときをお届けします。

    カモミール

    心をやさしく包み、安心を与える花の精霊

    画像1: 心をやさしく包み、安心を与える花の精霊

    5月になると、庭はカモミールとオルレアの花で一面真っ白に染まり、まさに「白い庭」を意味するJARDIN BLANCの象徴的な風景が広がります。

    小さな白い花びらに黄色の中心が愛らしいカモミール。

    ハーブティーとして親しまれ、多くの人にとって馴染み深い花でもあります。

    『ピーターラビット』のお話にも登場し、古くから人々の暮らしに寄り添ってきました。

    画像2: 心をやさしく包み、安心を与える花の精霊

    300坪の庭に広がるカモミールの群生は太陽の光をいっぱいに浴びて咲き誇ります。

    その姿はどこか太陽の微笑みを思わせ、青リンゴに似た甘くやさしい香りは、緊張や不安をやわらげ、心をやすらぎへと導いてくれます。

    古くから「母の薬草」と呼ばれるカモミール。眠れない夜や不安な心に寄り添いあたたかな抱擁のように心身を包み込みます。

    その作用は、まるで心の奥にいる幼い自分をやさしくあやすようです。

    画像3: 心をやさしく包み、安心を与える花の精霊

    小さな花でありながらも、痛みや不調をやわらげ、私たちに本来そなわる自然治癒力を呼び覚ましてくれるカモミール。

    日々の暮らしの中で立ち止まり深呼吸するきっかけを与えてくれる存在です。

    その香りは「安心」「受容」「癒やし」の波動を宿し、心のざわめきを鎮め、静かな眠りへといざないます。

    まさにカモミールは、「心の癒やし手」といえる花の精霊なのです。

    本記事は、『心をととのえる処方箋──12か月のFlower days』(RARI YOSHIO・著/主婦と生活社・刊)からの抜粋です。

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    『心をととのえる処方箋──12か月のFlower days』

    『心をととのえる処方箋──12か月のFlower days』(RARI YOSHIO・著/主婦と生活社・刊)

    心をととのえる処方箋

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    20年前、多くの読者の心に花を届けた『FLOWER BOOK』
    あれから時を経て、いま再び──
    那須の暮らしと、JARDIN BLANCの庭から“心をととのえる処方箋” をお届けします。
    花とともに過ごす12か月
    自然のリズムに寄り添うことで
    心と身体が澄んでいく

    著者からのメッセージ
    この本は、読むための本ではなく、“感じるための本”です。ページをめくるたびに、花の香り、光の温度、風のやわらかさが心の奥の静けさを呼び覚まします。デザイン、写真、イラスト、言葉──すべてを自らの手で紡ぎ、ひとつの命あるもののように育てました。それは、私たちが忘れてしまった「調和」と「やすらぎ」を、もう一度この地上に呼び戻すための処方箋。季節とともに移ろう“心の庭”を、あなた自身のリズムで歩んでください。



    <編集・文・写真/RARI YOSHIO>

    RARI YOSHIO(らり・よしお)
    Art & Design Creator/Healing Creator。東京生まれ。自然に囲まれた子ども時代から、世界を愛おしむ方法を学ぶ。SAZABYでバッグデザイナーとして形と素材を究め、パリでの経験を積む。やがて「イラストレーターになりたかった」という忘れた夢が芽吹き、独立。那須高原へ移り、ガーデナーの夫が手掛ける300坪の庭〈JARDIN BLANC〉で、花とハーブと風が奏でる「癒やしの場」を舞台に、創作を続ける。見える世界と見えない世界の間に橋をかけるような、創造と癒やしの世界観。著書に『SIMPLE NOTE』『FLOWER BOOK』『HOLIDAY BOOK』『SUNDAY RABBIT』など。パッケージデザイン大賞・木村勝賞受賞。



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