• 年を重ねると、以前より強く体の不調を意識する機会が増えます。「老化」とあきらめがちですが、日々の食事で改善できるかもしれません。消化器内科医で美腸・美肌評論家の工藤あきさんに、「血色・血行の悪さ」が気になる人におすすめの食材と調理法を教えてもらいました。
    (『天然生活』2025年6月号掲載)

    老けない食べ方で体質改善

    40代も半ばを過ぎると、「消化力が落ちた」「昔より太りやすくなった」「しわが増えた」といった不調を感じる人が増えてきます。それを「年だから仕方ない」と考える人も少なくありません。

    「『体質的な症状だから治らない』と割り切る人も多いですが、実は食材の選び方や食べ方次第で、そういった不調が改善されたりすることも。また『老化は止まらない』と思いがちですが、日々何を食べるかで老化のスピードも格段に変わります」

    血色・血行の悪さが気になる人に
    おすすめの食材と調理法の工夫

    おすすめの食材

    鉄分には肉や魚などの動物性食材に含まれる「ヘム鉄」と、野菜や穀類、豆類、海藻類に含まれる植物性の「非ヘム鉄」があります。吸収率は「ヘム鉄」がいいといわれていますが、どちらかにかたよりすぎず、両方をバランスよく食べることが大切です。

    タンパク質が豊富な食材も合わせてとるといいでしょう。

    画像: おすすめの食材

    〈主な食材〉
    牛・豚・鶏のレバー、砂肝、赤身肉、えび、あさり・しじみなどの貝類、かつお、まぐろ、いわし、パセリ、小松菜、水菜、ほうれんそう、枝豆、納豆、豆腐など

    〈タンパク質が豊富な食材〉
    牛肉、豚肉、鶏肉、あじ、さけ、牡蠣、ホタテ、卵、大豆、牛乳、ぶり、さんま、くるみ、アーモンドなどのナッツ類、納豆や味噌、しょうゆ、塩麹、かつおの削り節など

    調理法の工夫

    鉄分は野菜や果物類に含まれるビタミンC、梅干しや穀物酢、かんきつ類などに含まれるクエン酸と一緒に食べると吸収率が上がります。

    つけ合わせや副菜に野菜や果物を組み合わせたり、レモンや梅干しなどで「酸っぱい味つけ」にしたりすることを意識して、献立を組み立ててみましょう。

    鉄フライパンや鉄鍋を使うのもおすすめ。

    画像: 調理法の工夫


    〈監修/工藤あき 取材・文/田中のり子 イラスト/カトウミナエ〉

    工藤あき(くどう・あき)
    消化器内科医、美腸・美肌評論家。一般内科の臨床医として働くほか、腸活×菌活を生かしたダイエット・美肌・エイジングケア治療にも力を注ぐ。その美肌から「むき卵肌ドクター」の愛称も。著書に『体が整う 水曜日の漢方』(大和書房)、『老けない人が食べているもの』(アスコム)など。2児の母。

    ※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです



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