『天然生活』誌上に、2012年11月号から2014年3月号まで掲載された、人気連載「松田美智子の季節の仕事」。その中から、「いかの塩辛」を取り上げた記事を紹介します。今回は、麴入りの塩辛を使って「塩辛と春菊のパスタ」をつくります。
(『天然生活』2012年12月号掲載)
(『天然生活』2012年12月号掲載)
わたは天然の旨味調味料 松田美智子
塩辛の麴入りを使って 塩辛と春菊のパスタのつくり方
塩辛を加えることで、手間いらずでリッチなソースのでき上がり。パスタとのからみも、ぐっとよくなります。
材料(2人分)
- パスタ(リングイネ) 140g
- 春菊 7~8茎
- 塩 大さじ2
- 水 2リットル
- オリーブオイル 大さじ4
- にんにく(みじん切り) 小さじ1と1/2
- 塩辛の麴入り 大さじ4~5
- 白ワイン 大さじ3
- パスタのゆで汁(5分以上ゆでたもの) 2/3カップ
- 塩、白こしょう 各少々
- パルミジャーノ・レッジャーノ(おろしたもの) 適宜
つくり方
- 洗った春菊の葉を軸からはずし、葉は3~4等分に、軸は斜め薄切りにする。ペーパータオルに包み水けを押さえる。
- 塩を加えた水を沸騰させ、パスタをゆではじめる。
- フライパンにオリーブオイルとにんにくのみじん切りを入れて中火にかけ、香りが立つまで炒め、塩辛の麴入りを加えてさっと火をとおし、白ワインを注ぎ、パスタのゆで汁を加え混ぜ、味をみて塩、白こしょうでととのえる。
- アルデンテにゆでたパスタを器に盛り、春菊を散らし、3のパスタソースをかけ、パルミジャーノをふる。
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<料理/松田美智子 撮影/川村 隆 取材・文/小松宏子>
松田美智子(まつだ・みちこ)
日本料理をベースにした家庭料理の教室を主宰。鎌倉で育った子ども時代から身近だった四季の保存食づくりをベースに、現代の生活でも無理なくできる、季節の食の楽しみを提案。
※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです
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