『天然生活』誌上に、2012年11月号から2014年3月号まで掲載された、人気連載「松田美智子の季節の仕事」。その中から、「白菜漬け」を取り上げた記事を紹介します。今回は、白菜の古漬けを使って炒めものをつくります。
(『天然生活』2014年2月号掲載)
(『天然生活』2014年2月号掲載)
白菜漬の乳酸菌は美容の元 松田美智子
白菜漬けを使って 白菜の古漬けと豚肉、にんじんの炒めもの
白菜の古漬けの酸味と塩分がほどよい調味料の役目を果たし、ただ炒めるだけなのに、ぐっと味わい深い仕上がりになります。
材料(2人分)
● 白菜の古漬け | 1/8株 |
● 豚肩ロース肉(5mm厚さ) | 150g |
● にんじん | 4cm |
● A | |
・白菜の漬け汁 | 大さじ2 |
・紹興酒 | 大さじ1 |
● 片栗粉 | 小さじ1 |
● ごま油 | 大さじ1と1/2 |
● 黒こしょう | 少々 |
つくり方
1 豚肉は1cm幅に切り、 A をまぶして10分おき、水けをきり、片栗粉をまぶす。
2 にんじんは皮をむき、せん切りにする。白菜の古漬けは1cm幅に切る。
3 中華鍋にごま油を熱し、豚肉をこがさないように炒め、白菜の古漬けを汁けをしぼって加えて、よく炒める。火を止め、にんじんを加えてさっと合わせて盛りつけ、黒こしょうをふる。
<料理/松田美智子 撮影/川村 隆 取材・文/小松宏子>
松田美智子(まつだ・みちこ)
日本料理をベースにした家庭料理の教室を主宰。鎌倉で育った子ども時代から身近だった四季の保存食づくりをベースに、現代の生活でも無理なくできる、季節の食の楽しみを提案。
※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです
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