• 冬ごもり=雪国などで家にこもって冬が明けるのを待つこと。八ケ丘の麓の山の家でレストランを営む山戸ユカさんに、冬の山暮らしに欠かせない、定番の保存食のつくり方を教えてもらいました。今回は、「セミドライトマト」のつくり方と、その応用レシピを。
    (『天然生活』2017年1月号掲載)

    セミドライトマトのつくり方

    トマトのうま味がギュッと凝縮。低温のオーブンでじっくりと。

    画像: セミドライトマトのつくり方

    材料(つくりやすい分量)

    ● ミニトマト20個

    つくり方

     ミニトマトは、大きいものは半分に切る。

     オーブンシートを敷いた天板に並べる(半分に切った場合は切り口を上にする)。110℃に予熱したオーブンで1時間~1時間半、低温焼きにする。トマトの大きさによって時間は前後するので、ときどき確認する。

    ※ 粗熱が取れたら瓶などに入れ、冷蔵庫で半年ほど保存可能。乾燥が足りないとカビやすくなるので、その場合は、オイル漬けにするとよい。

    セミドライトマトを使って ドライトマト入り自家製マヨネーズ

    あっさりしがちな自家製マヨにドライトマトのコクでアクセント。

    画像: セミドライトマトを使って ドライトマト入り自家製マヨネーズ

    材料(つくりやすい分量)

    ● セミドライトマト5個
    ● 卵黄2個
    ● 塩小さじ1/2
    ● 粒マスタード小さじ1
    ● 米酢大さじ1
    ● オリーブオイル(または、ひまわり油)150ml

    つくり方

     セミドライトマトは、みじん切りにする。

     ボウルに卵黄と塩を入れて泡立て器でよく混ぜる。粒マスタードと酢を加えて、さらによく混ぜる。

     オリーブオイルを少しずつ加え、そのつど、よくかき混ぜる。しっかり乳化したら最後にを加えて混ぜ合わせる。

    ※ 瓶などに入れて冷蔵庫で保存。1週間以内に使いきる。



    <撮影/三村健二 構成・文/結城 歩>

    山戸ユカ(やまと・ゆか)
    ご主人とともに2013年9月に山梨・八ケ岳の山麓に移住。自宅のキッチンを開放するようなスタイルでレストラン「DILL」をオープン。
    山梨県北杜市長坂町大井ケ森984-6
    TEL.0551-45-7512

    ※ 記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです


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