冬ごもり=雪国などで家にこもって冬が明けるのを待つこと。八ケ丘の麓の山の家でレストランを営む山戸ユカさんに、冬の山暮らしに欠かせない、定番の保存食のつくり方を教えてもらいました。今回は、「ハラペーニョのピクルス」のつくり方と、その応用レシピを。
(『天然生活』2017年1月号掲載)
(『天然生活』2017年1月号掲載)
ハラペーニョのピクルス
大量に収穫したオーガニックのハラペーニョをピクルスに。
材料(つくりやすい分量)
● ハラペーニョ | 10本 |
● 〈ピクルス液〉 | |
・米酢 | 100ml |
・水 | 100ml |
・塩 | 小さじ1 |
・甜菜糖(または、きび砂糖) | 大さじ1 |
つくり方
1 ハラペーニョは輪切りにする。辛味を抑えたい場合は種を除く。
2 鍋にピクルス液の材料をすべて入れて火にかける。
3 沸騰したらハラペーニョを加え、ひと煮立ちしたら火を止める。粗熱が取れたら煮沸消毒した瓶に詰める。
※ 冷暗所で約1年保存可能。瓶を煮沸消毒しない場合は、冷蔵庫で保存して1カ月以内に食べきる。
※ ハラペーニョは青とうがらしでも代用可。
ハラペーニョのピクルスを使って ハラペーニョチキンのグリル
ソテーすると辛味がまろやかに。チキンの脂に辛味、酸味が好相性。
材料(2人分)
● とりもも肉 | 300g |
● ハラペーニョのピクルス | 大さじ2 |
● ハラペーニョのピクルス液 | 大さじ2 |
● 塩、プラックペッパー | 各少々 |
● オリーブオイル | 小さじ1 |
つくり方
1 とり肉は包丁で厚さを均等にする。ボウルにとり肉、ピクルス液を入れて軽くもみ込み、5分ほどおく。
2 フライパンを強火で熱してオリーブオイルをひき、1のとり肉の皮目を下にして並べ、塩をふる。ふたをして、強火で1~2分焼く。
3 皮目に焼き色がついたら弱めの中火にして5分ほど焼く。皮目がこんがりときつね色になったら、ひっくり返す。
4 ピクルスを加え、ふたたびふたをして、とり肉にしっかり火がとおるまで蒸し焼きにする。最後にブラックペッパーをふる。
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<撮影/三村健二 構成・文/結城 歩>
山戸ユカ(やまと・ゆか)
ご主人とともに2013年9月に山梨・八ケ岳の山麓に移住。自宅のキッチンを開放するようなスタイルでレストラン「DILL」をオープン。
山梨県北杜市長坂町大井ケ森984-6
TEL.0551-45-7512
※ 記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです