• 食べるもので、わたしたちの体はつくられています。どんなふうに食べものをいただくかは、どんなふうに生きていくか、未来の風景に繋がっています。そこかしこに咲く、食べられる草を紹介しながら、生きる知恵と力を紹介します。今回は、葉も花も、生で美味しくいただける、タネツケバナを料理しました。さぁ、自然に生きる草を摘み、自然なごはんをいただきながら、自然な生き方へ。

    ◇タネツケバナの摘み方

    画像: ◇タネツケバナの摘み方

    葉も花も食べられます。

    生でいただくとタネツケバナの美味しさを堪能できますが、ピリッとしたアブラナ科特有の辛味は、お味噌汁や炒めものにもあいます。

    棒状のものは、花が咲いたあとの種。

    種も食べられますが、葉の栄養を考えると、花が咲く前の葉を摘むのがおすすめです。濃い緑色の葉っぱを選びましょう。

    ◇タネツケバナの人参サラダのつくり方

    画像: ◇タネツケバナの人参サラダのつくり方

     人参を1センチほどのブロックに切り、塩茹でしたあと、塩とオリーブオイルで味を調える。

     洗って水気をきったタネツケバナを、手でちょうどよい大きさにちぎり、あえる。どんな具のサラダでも、アクセントになります。

    ◇ タネツケバナ アブラナ科タネツケバナ属

    画像1: ◇ タネツケバナ アブラナ科タネツケバナ属

    もともと水田など、湿ったところに生えていたが、最近では都会のアスファルトの隙間から花を咲かせるのも見かける。

    種もみを水につけて稲作の準備を始める頃に咲くので、タネツケバナ。高さ10~15センチほどに成長し、群生する風景も見る。

    味は同じアブラナ科のクレソンに似る。

    画像2: ◇ タネツケバナ アブラナ科タネツケバナ属

    ◇美しい大地、きれいな水にするためにできること

    【洗いものを少なくする】

    炒め物を数品つくるとき、一品ずつフライパンを洗わず、続けて使っています。

    塩や醤油を使ったシンプルな炒め物から始めて、1品目の味がベースとなるような料理を次に作ります。そうすると、フライパンに残った油を流さずにすむので、水を汚しません。

    お料理は深みをまして、フライパンを洗う時間も短縮できて、一石三鳥です。

    ◇摘み草をいただくコツ

     水をためたボールに葉を入れてきれいになるまで洗いましょう。

     毒草もあるので、食べられる草とわかるものだけを摘みましょう。

     除草剤がかかっていないことを確認できる場所の草を摘みましょう。

     摘むときは「ありがとう」の気持ちを込めて。食べなかった草は、土にかえしましょう。


    <写真・文/かわしまようこ プロフィール写真/大沼ショージ>

    画像: ◇摘み草をいただくコツ

    かわしまようこ
    幼少の頃から雑草が好きだった記憶をもとに、草を摘みながらこころと体を調え、潜在意識に触れる雑草教室やリトリートを開催。最近は、絵本づくりと草を使った商品づくりをはじめ、虫さされのかゆみを抑えるオオバコオイルが大人気。著書に『道ばたに咲く』など。


    今月号のプレゼントを見る

    お得な定期購読はこちらを
     (富士山マガジンサービス)

    おいしいもの,レシピ,連載,自然ごはん,野草,かわしまようこ

    This article is a sponsored article by
    ''.