読書の秋。食欲の秋。秋の夜長には、本も料理もじっくりと味わいたいもの。坂井より子さんに、手間のいらない、ながら料理にうってつけの「キャベツと手羽中のレモン煮」のレシピを教わります。
(『天然生活』2016年9月号掲載)
(『天然生活』2016年9月号掲載)
キャベツと手羽中のレモン煮のつくり方
とりのうま味をたっぷり吸った、とろとろキャベツがごちそう。
仕上げのバターとパセリで、贅沢な風味に仕上がります。
材料(4人分)
● とり手羽中 | 12本 |
● キャベツ | 1/2個 |
● レモン | 1個 |
● 油(好みのもの) | 大さじ2 |
● バター | 50g |
● 塩、こしょう | 各適量 |
● パセリの葉のみじん切り | 少々 |
つくり方
1 キャベツは大きくざく切りにする。レモンは3~5mm厚さの輪切りにする。
2 手羽中は流水で洗い、水けをふいて塩、こしょうで下味をつける。
3 厚手の鍋に油を入れ、キャベツ、手羽中、レモンの順に入れる。ふたをして中火にかけ、全体が温まったら弱火にし、20分ほど蒸し煮する。
4 塩、こしょうで味をととのえ、バターを落として全体を混ぜ、パセリの葉を散らす。
〈撮影/kumonmiwa 取材・文/福山雅美〉
坂井より子(さかい・よりこ)
1946年生まれ。神奈川・葉山市在住。自宅で料理教室を30年間、続けたあと、近年では、暮らしの知恵を交えた語りが好評を博し、若いお母さんたちのために、お話しの会を開催。著書に『暮らしをつむぐ』(技術評論社)など。
※ 記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです