• 料理家で発酵マイスターの榎本美沙さんに塩麹のつくり方を教えていただきました。塩麹は、肉や魚、野菜を漬け込むだけで、甘味やうま味が増して、とてもおいしく仕上がります。特に手づくりの塩麹は酵素の力が強いので、肉や魚がとてもやわらかくなりますよ。ぜひおためしくださいね!

    手づくり塩麹のこと

    皆さま、こんにちは、榎本美沙です。

    もう10月、なんと、今年ももう終盤になってきましたね。(早いです……!)

    今月は塩麹の魅力について、いろいろとご紹介できたらと思います。

    『天然生活』2021年11月号では、麹料理として、塩麹の作り方、甘酒の作り方、それぞれを使った料理をいろいろとご紹介しています。

    画像1: 〈撮影/萬田康文〉

    〈撮影/萬田康文〉

    天然生活webではお世話になっておりますが、本誌でははじめて掲載いただきました。個人的にも大好きな雑誌なので、とても嬉しく思います。(編集部の皆さま、ありがとうございます!)

    今回は、手作り塩麹の作り方をご紹介したいと思います。

    塩麹は、お肉やお魚、野菜を漬け込むだけで、とてもおいしく仕上がります。味に深みが出て、甘味やうま味が増しますし、特に手づくりの塩麹は酵素の力が強いので、お肉とお魚を漬け込むと、とてもやわらかくなりますよ。

    画像1: 手づくり塩麹のこと

    漬け込んだものは唐揚げにしても。冷めてもしっとり、おいしいです。

    画像2: 手づくり塩麹のこと

    唐揚げは私のYouTubeでもご紹介しているので、よろしればご覧くださいね。

    画像: 【定番おかず】塩麹の唐揚げのレシピ・作り方 youtu.be

    【定番おかず】塩麹の唐揚げのレシピ・作り方

    youtu.be

    自家製の塩麹は、米麹、塩、水を混ぜるだけ、とても簡単なのでよろしければお試しくださいね。

    次回は「びっくり茹で鶏」をご紹介します。びっくりするほど柔らかく仕上がる茹で鶏、わが家でも定番の味です、こちらもお楽しみに。

    塩麹のつくり方

    画像2: 〈撮影/萬田康文〉

    〈撮影/萬田康文〉

    材料(つくりやすい分量)

    ● 米麹(生麹、乾燥麹でも可)200g
    ● 塩60g

    つくり方

     米麹をボウルに入れ、塊があればほぐし、塩を加えてよく混ぜる。

    画像3: 〈撮影/萬田康文〉

    〈撮影/萬田康文〉

     水200mL〜250mL程度(生麹の場合)を加えてよく混ぜ、清潔な容器(ホーローやガラス容器がおすすめ)に入れる。

    ※ 湿度や麹の状態によっても変わるので、全体に水が行き渡る程度に調整してください。乾燥麹を使用する場合は水250mL〜300mL程度が目安です。

    画像4: 〈撮影/萬田康文〉

    〈撮影/萬田康文〉

     蓋をして常温におき、1日1回清潔なスプーンで混ぜて4日〜1週間程度、米麹が柔らかくなったら出来上がり。

    ※ 混ぜても表面が乾いていたら少量の水を足すようにしてください。

    画像5: 〈撮影/萬田康文〉

    〈撮影/萬田康文〉

    ポイント
    ● 冷蔵庫で3ヶ月ほど保存可能(清潔なスプーンですくうようにしてください)



    画像: つくり方

    榎本 美沙(えのもと みさ)
    料理家/発酵マイスター
    広告会社勤務の傍ら、夫婦で一緒に料理を作るレシピ紹介サイト「ふたりごはん」を開設。その後、調理師学校を卒業し独立。発酵食品、旬の野菜を使ったレシピ開発が得意。テレビ、雑誌や書籍、WEBへのレシピ提供、イベント出演などを行う。
    著書に、『ジッパー袋でかんたん季節の保存食』(家の光協会) amazonで見る 、『野菜の「べんり漬け」』(主婦の友社) amazonで見る がある。

    ●Instagram:@misa_enomoto
    https://www.instagram.com/misa_enomoto/
    ●YouTube:「榎本美沙の季節料理」
    https://www.youtube.com/channel/UCGiEIACoA-INiZuSFhoksYA
    ●Twitter:@misa_enomoto
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