眼の疲れをほうっておくのは危険。眼の病気にならないためにも、「眼圧リセット」で血流を促し、日頃の姿勢や動作の見直しを。ほうれい線を解消する効果もある“頬骨”をほぐすマッサージを、骨格矯正士の清水ろっかん先生に伺いました。眼球を包むポケット“眼窩”を押し広げて、ゆがみをリセットすることを目指します。
(『天然生活』2021年11月号掲載)
(『天然生活』2021年11月号掲載)
頰骨をほぐすマッサージ
※眼球を触って傷つけないようお気をつけください
左右にある頰骨をほぐし、眼窩の下を押し広げます。ほうれい線を解消する効果も。
1 両手のひらを頰骨に当てる
親指が下になるように両手のひらを返し、頰の出た部分に母指球を当てる。
ポイント
手を当てる場所
手のひらは、水平を意識して頰骨全体を覆うように。
2 頰骨を押し広げる
後ろ側へ押し広げ、手の位置はそのままで、力を加える位置を徐々に上へ。
アドバイス
手を当てる向きに注意
手の当て方次第では、力が伝わらず効果が弱まるので気をつけて。
すべてのマッサージ共通のコツ
●どのマッサージも合計1分を目安に行う。
●立っていても座っていても、どの姿勢でも行える。
●少しの強さで圧をかけ続ける。「持続圧」を意識して。
●血のめぐりがよくなる入浴中に行うのもおすすめ。
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〈監修/清水ろっかん 取材・文/小松﨑裕夏 イラスト/はまだなぎさ〉
清水ろっかん(しみず・ろっかん)
骨格矯正士。体幹整体サロン「ろっかん塾」主宰。近著の『手のひらマッサージで目の不調がスッキリ整う 眼圧リセット』(飛鳥新社)は15万部を突破。
※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです