本格的な寒さがやってくるその前に、ハーブの力を借りて心と体の準備を。厳しい冬を幾度も越えてきた、蓼科ハーバルノート・シンプルズの萩尾エリ子さんに、冬支度の知恵と喜びを教わります。「光のハーブリース」のつくり方をご紹介。
(『天然生活』2023年12月号掲載)
(『天然生活』2023年12月号掲載)
自由に束ねる「光のハーブリース」
青い季節の名残のハーブたちを、自由に束ねたリース。萩尾さんはいつでも、針金も接着剤も使わずつくります。
「手ごろな若木を見つけたら、『曲がってね』と語りかけながら輪をつくるのがコツなんです」
でき上がった軸には、木の実や野草もたっぷりと刺して。
「枯れていく姿も美しく、香りも続くので長く飾って楽しみます」
光のハーブリースのつくり方
材料
● メープルの若木、ドッグローズの実、コモンタイム、レモンタイム、野ばらの青い実、白花オレガノ、ローズマリー、セージ、山椒の実、マートル、マジョラム、野草と、白花ミズヒキ | 各適量 |
つくり方
1 軸となるメープルの若木を数本、やさしく曲げて輪をつくる。
2 1に、花材をたっぷりと刺していく。
<監修・レシピ/萩尾エリ子、永易理恵 撮影/寺澤太郎 取材・文/玉木美企子>
萩尾エリ子(はぎお・えりこ)
ハーバリスト。ナード・アロマテラピー協会認定アロマ・トレーナー。ハーブショップ「蓼科ハーバルノート・シンプルズ」主宰。日々をショップという場で過ごし、植物の豊かさを伝えることを喜びとする。著書に『あなたの木陰』『香りの扉、草の椅子』(ともに扶桑社)など。
インスタグラム:@herbalnote_simples
ウェブサイト:https://www.herbalnote.co.jp/
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