ヨモギ茶のつくり方
ティーポットに乾燥させたヨモギの葉を入れ、熱湯を注いで5~8分待ちます。
200mLのお湯に対し、ヨモギは5gが目安。ヨモギの苦味は軽減され、さわやかなヨモギの香りを楽しむことができます。
ヨモギの味をしっかり味わいたい場合は、土瓶などで3分ぐらい煮出すと、味と香りがより楽しめます。
リラックスしたいときや、手足が冷えているときなどにおすすめのお茶で、黒糖などを加えてもおいしいです。
★ポイント
煎じるときは、水からヨモギを入れるのがポイント。
ヨモギに含まれる有効成分が、煎じる行程で溶け出してくるので、水から煮出すのが有効です。
ヨモギチャイのつくり方
ほのかな苦みが感じられる、初夏のチャイ。ホットでもアイスでも。
材料 (2人分)
● 乾燥ヨモギ | ひとつかみ |
● クローブ | 大さじ1 |
● 八角 | 2個 |
● 水 | 160mL |
● 豆乳 | 120mL |
● 牛乳 | 120mL |
● オリゴ糖(そのほかの砂糖でも代用可) | 適量 |
つくり方
1 鍋に、乾燥ヨモギ、クローブ、八角を入れ、水を加え沸騰させる。
2 沸騰したら8~10分ほど煎じ、豆乳と牛乳を加え、弱火でなじませて温める。
3 オリゴ糖などで甘味を加えたら完成。
山下智道(やました・ともみち)
野草研究家。福岡県北九州市出身。登山家の父のもと幼少より大自然と植物に親しみ、野草に関する広範で的確な知識と独創性あふれる実践力で高い評価と知名度を得ている。国内外で多数の植物観察会・ワークショップ・講座を開催。
著書に『ヨモギハンドブック』(文一総合出版) amazonで見る 、『野草がハーブやスパイスに変わるとき』(山と渓谷社) amazonで見る 、『野草と暮らす365日』(山と渓谷社)amazonで見る など多数。
●公式サイト「野草研究家 山下智道」
https://www.tomomichiyamashita.com/
●YouTube:「山下智道のなんでも植物学」
https://www.youtube.com/@tomomichi_yamashita
●Instagram:@tomomichi0911
https://www.instagram.com/tomomichi0911/
●X(旧Twitter):@herbtomo0901
https://twitter.com/herbtomo0901
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野草研究家「ハーブ王子」こと山下智道が、ヨモギ愛を注いだ図鑑 国内で見られるおもなヨモギ44 種類を掲載。一見似ている種類が多いヨモギ類を、葉と頭花の特徴で見分けられるように編集。識別だけでなくその種の個性、いわば「草となり」を、著者が実際に観察した経験から紹介。 食用や薬用、神事や魔術など、ヨモギと人の暮らしとのさまざまな関わりについても、豊富な情報を盛り込んだ。