天然生活 最新号

料理研究家の松田美智子さんに、梅仕事の番外編として、赤じそジュ―スのつくり方を教えていただきました。湿度の高い梅雨の時季に、喉をさっぱり潤してくれる、さわやかな味わいです。
(『天然生活』2020年7月号掲載)

赤じその季節が来たら、真っ赤なジュースを楽しんで

料理研究家の松田美智子さんに赤じそジュースのつくり方を教えていただきました。

「梅仕事の番外編ですが、梅干しを漬けるときに欠かせない赤じそが手に入ったら、赤じそジュースにも挑戦してみませんか?」と松田さん。

湿度の高い梅雨の時季に、赤じそジュースのさわやかさが、なんともうれしい、心地よいものです。

画像: 梅干しを漬けるときに欠かせない赤じそ

梅干しを漬けるときに欠かせない赤じそ

赤じそジュースのつくり方

画像: 赤じそジュースのつくり方

赤じその季節が来たら、真っ赤なジュースを楽しみます。

赤じそを煮た液体に、クエン酸やレモン汁など酸性のものを加えると鮮やかな赤に変色します。

材料(出来上がり2.5L)

画像: 材料(出来上がり2.5L)
● 赤じその葉(ちりめん)300g
● 塩大さじ1
● グラニュー糖250g
● クエン酸20g
● 水3L

※ クエン酸がない場合はレモン汁大さじ3~4で代用する。

つくり方

 赤じそは、葉を枝からはずし、たっぷりの水で洗って汚れを取り除く。

画像1: つくり方

 ざるにあげてざっと水けをきる。

画像2: つくり方

 ペーパータオルにを広げ、しっかりと水けをふき取る。

画像3: つくり方

 ガラスやホウロウのボウルに移して塩をふり、手でギュッ、ギュッと力を入れてもんで、あくを抜く。

画像4: つくり方

 ホウロウの鍋に3Lの水を入れて沸かし、を加え、混ぜながら煮立てる。

画像5: つくり方

 赤じそが緑になったら火を止める。赤じそを取り出し、ざるにあげて鍋の上に置き、自然に水けを落とす。

画像6: つくり方

 鍋に残った煮汁に、グラニュー糖とクエン酸を加える。黒っぽかった煮汁が、一気に赤紫色に変わる。

画像7: つくり方

 そのまま粗熱がとれるまでおき、保存瓶に移す。

画像8: つくり方

保存期間:冷蔵庫で約10日間保存可能。

画像1: 「赤じそジュース」のつくり方。基本の梅仕事/松田美智子さん

▼「赤じそジュ―スのつくり方」動画はこちら



〈料理・スタイリング/松田美智子 撮影/川村 隆 取材・文/小松宏子〉

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松田美智子(まつだ・みちこ)

日本料理をベースにした家庭料理の教室を1993年より主宰。鎌倉で育った子ども時代から身近だった保存食づくりを基本に、いまの時代に無理なく楽しめる季節の仕事を提案。著書に『別冊天然生活 5つの調理法で大人の料理バイブル100 (扶桑社) amazonで見る 、『65歳からの食事革命 』(文化出版局) amazonで見る など。
インスタグラム:松田美智子@michiko_matsuda/自在道具@jizai_dougu

※ 記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです

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画像2: 「赤じそジュース」のつくり方。基本の梅仕事/松田美智子さん

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画像3: 「赤じそジュース」のつくり方。基本の梅仕事/松田美智子さん



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