イタリアに住むうちに修道院菓子に魅了された佐藤礼子さんに、アーモンドとレモンの風味がおいしい「ビスコッティ・リッチ」のつくり方を教わります。お茶時間のおともに、異国気分を味わってみませんか。
(『天然生活』2023年12月号掲載)
(『天然生活』2023年12月号掲載)
ビスコッティ・リッチのつくり方
シチリアの修道院の外がカリッと、中はやわらかなアーモンド菓子。
材料(約14個分)
● アーモンドパウダー | 100g |
● グラニュー糖 | 100g |
● 卵 | 1個 |
● レモンの皮のすりおろし | 1/4個分 |
下準備
・オーブンを180℃に予熱しておく。
つくり方
1 ボウルにすべての材料を入れて混ぜ、軽くこねて生地をひとつにまとめる。
2 直径2cmのギザギザの口金を付けたしぼり袋に1を入れ、オーブンシートを敷いた天板に6cm長さにしぼり出す。
3 グラニュー糖(分量外、適量)を振り、180℃のオーブンで約7分、表面が軽く色付くまで焼く。
〈料理・文/佐藤礼子 撮影/在本彌生 スタイリング/曲田有子〉
佐藤礼子(さとう・れいこ)
イタリア・シチリア在住。「ラ ターボラシチリアーナ」主宰。2004年にイタリアに渡り、郷土料理、郷土菓子を学ぶ。修道院菓子の背景を盛り込んだレシピ本『イタリアの修道院菓子』(誠文堂新光社)が発売中。
※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです