(『天然生活』2023年5月号掲載)
▼“心を整える”朝の過ごし方の記事一覧
毎朝10分の「坐禅」で、1日を心静かにスタート。林陽寺副住職・岩水ゆきゑさんの“心を整える”朝時間
ラジオパーソナリティー・クリス智子さんの“心を整える”朝時間「五感が喜ぶ」朝の習慣で、自分らしく流されない暮らしを
毎日6時前に起き「朝の忙しさ」を手際よく楽しむ。ラジオパーソナリティー・クリス智子さんの“心を整える”朝の時間割
毎朝6時、愛猫のモーニングコールで目覚める「幸せ」な朝の始まり。料理家・麻生要一郎さんの“心を整える”朝時間
朝起きて「やること」を書き出し、1日を穏やかにうまくまわす。料理家・麻生要一郎さんの“心を整える”朝の時間割
「夕方の自分」がラクになる家事を朝こなし、毎日を元気に過ごす。ファームキャニング・西村千恵さんの“心を整える”朝時間
朝の家事は「すき間時間」にできる範囲で、気持ちを軽く。ファームキャニング・西村千恵さんの“心を整える”朝の時間割
岩水さんの“心を整える朝の習慣”
どんなことにもまっすぐ向き合えるように心と体をいつもすこやかに。
気持ちいいから続いている、朝の習慣です。
心を整える朝の習慣 01
裏山の氏神様に朝のごあいさつ
裏山はお寺からすぐ、なだらかな石段の上に祀られる氏神様にあいさつをしに、木立の中を歩きます。
「あまりゆっくりはできないので、ふだんは石段の下から手を合わせます。土を踏みしめ、葉擦れの音や鳥の声を聴くと、ほんのわずかの時間でも心が安らぎます」
深くゆっくりと呼吸して、自然を感じ、エネルギーを満たします。

日子坐命(ヒコイマスノミコト)のお墓がある、由緒ある場所。檜の古木が立ち並び、神々しい雰囲気がある
心を整える朝の習慣 02
アーユルヴェーダにならった舌磨きと白湯
アーユルヴェーダにならって始めたのが、舌磨き。
「こってりしたものを食べた翌日はとくに、すっきりしますね。食べものの味もよくわかるので、歯磨きとセットで朝の習慣になりました」
口の中がすっきりときれいになったら、鉄瓶で沸かした白湯を一杯いただきます。
「おなかが温まると、体のなかがすこやかに動き始めます」

ステンレス製のクリーナーで歯磨きの前に舌磨き

鉄瓶はお寺の蔵の中にあったもの
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〈撮影/千葉亜津子 取材・文/宮下亜紀〉
岩水ゆきゑ(いわみず・ゆきえ)
岐阜市にある曹洞宗の寺院、林陽寺副住職。NYハタラジャヨガ指導養成コース200時間を修了し、ヨガ教室「凪の木」を主宰。メキシコへ留学し、スペイン語の通訳としても活動。修行中は典座寮の菜頭を担当し、精進料理教室も行う。お寺ではマルシェや音楽会、坐禅や写経のワンコイン修行(参加費500円)も。インスタグラム@housetsu_yukie
※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです

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