(『天然生活』2022年3月号掲載)
心と体をあたためる「冬の朝のお茶」
寒さで体がこわばりがちな冬は、ハーブの力を借りて、心と体をほっとゆるめましょう。
ハーバリストの萩尾エリ子さんに、冬の体をゆるめるハーブの手立て「冬の朝のお茶」を教えていただきました。
ルイボスティーに、ジンジャーやシナモンなど、体をあたためるハーブやスパイスをブレンドした、ほっとあたたまるお茶です。

つくり方
1 ルイボスティー20g、クローブ5g、リコリス(ドライ)2g、ジンジャー(ドライ)4g、オレンジピール(ドライ)4g、シナモン5gをブレンドする。
2 1回分は、ブレンドした茶葉6gを鍋に入れ、800mLの水で、10分前後煮出していただく。
まるでダージリンティーのような、深い満足感のある味わい
「冬の朝のお茶」をいただいた後、長田佳子さんに感想を教えてもらいました。
ルイボスティーに、スパイスやリコリスやオレンジピールの甘みを足すと、ダージリンのような深い満足感が得られることを知りました。
ブレンドしたお茶をひとつまみ入れ、朝一番に沸かしたお湯を注ぐことを想像しただけで活力がわいてきそうです。
このときも“ありがたいお茶”と話題になりましたが、萩尾さんが真摯にハーブティー専門のお店を続けてこられたからこそのブレンドのように思いました。
冬の毎日を特別にしてくれそうですね。
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〈撮影/寺澤太郎〉

萩尾エリ子(はぎお・えりこ)
ハーバリスト。ハーブとアロマテラピー専門店「蓼科ハーバルノート・シンプルズ」主宰。著書に『風の飲みもの、光のおやつ』、『あなたの木陰 小さな森の薬草店』、『香りの扉、草の椅子』(すべて扶桑社)など。
長田佳子(おさだ・かこ)
菓子研究家。「foodremedies」の屋号で活動。著書に『はじめての、やさしいお菓子』、『季節を味わう癒しのお菓子』(ともに扶桑社)など。
※ 記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです
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