地域の広報紙を活用して仕事を探す

仕事を探す時に役に立つのは、月に1～2回、自宅のポストに入っている市区町村の広報紙です。

そこにはシルバー人材センターの紹介や、高齢者向けの仕事の募集コーナーなど、いろいろな求人情報が載っています。

新聞の求人欄やウエブの求人サイトでみつけるのもいいのですが、広報紙であれば、より身近な地域での仕事がみつけやすいのです。

もうひとつ、いままでやってきた仕事を延長する形で探すのもいい方法です。

私の遠縁にあたる女性は、高校の教師をしていたのですが、定年退職したあと、私立高校の非常勤講師になりました。

給料は安くなっても10年働けば、施設に入る頭金くらいにはなるかもしれません。

先輩の私からは、「まだまだ時間はある。未来のばあさん、しっかり働いて楽しく暇つぶししましょう」とエールを送りたいですね。

※ 本記事は『老いてもヒグチ。転ばぬ先の幸せのヒント』（清流出版）からの抜粋です。

92歳、機嫌よく介護されるための「ケアされ上手」の心得。誰でもいつかは“介護される人”になる。もの忘れや認知症の対策も／評論家・樋口恵子さん

本記事では、『老いてもヒグチ。転ばぬ先の幸せのヒント』（清流出版）より、介護の現場を心地よくするための「ケアされ上手」の心得と、もの忘れや認知症の対策についてご紹介します。

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92歳、もしもに備える「体制づくり」できるかぎり体を動かし、人との交流で心も元気に／評論家・樋口恵子さん - 天然生活web

人生100年時代といわれる昨今。92歳の評論家・樋口恵子さんに、誰もがいずれ経験するであろう「老後の悩みや不安」を解決するヒントを教えていただきました。本記事では、『老いてもヒグチ。転ばぬ先の幸せのヒント』（清流出版）より、‟もしも”のときに助けてもらうための体制づくりや、生きていくうえで欠かせない人間関係のつくり方をご紹介します。

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＊　＊　＊

樋口恵子（ひぐち・けいこ）
1932年、東京都生まれ。東京大学文学部卒業。時事通信社、学習研究社、キヤノン株式会社を経て、評論活動に入る。政府の男女共同参画会議の委員などを歴任。介護保険制度創設に尽力するなど、女性や介護、高齢者問題に深くかかわり、執筆や講演などに力を注ぐ。NPO法人「高齢社会をよくする女性の会」前理事長（現在は名誉理事長）。著書に『老いの福袋　あっぱれ！ころばぬ先の知恵88』『老いの上機嫌　90代！笑う門には福来る』（ともに中央公論新社）など多数。