茨城・筑波山麓で自給自足的暮らしを送るフリーライター・和田義弥さん。著書『家庭菜園の超裏ワザ』は、家庭菜園誌『やさい畑』の人気連載をまとめた、ちょっと過激でユニークな栽培実験の記録です。今回は、本書のなかから納豆液でオクラのネバネバを増強する荒ワザを紹介します。
栽培経過
納豆液栽培
普通栽培
「普通栽培」は20日に1回、1株50gのボカシ肥を追肥。8月上旬の様子では、「納豆液栽培」のほうが、茎ががっしりして色が濃い
本記事は、『家庭菜園の超裏ワザ』(家の光協会)からの抜粋です。
* * *
家庭菜園雑誌『やさい畑』の長寿連載がついに書籍化!
無農薬・無化学肥料で収量・品質をグンとアップさせる、超アイデア栽培術をわかりやすく紹介します。「トマトのアンデス栽培」「トウモロコシのキセニア栽培」「ソラマメのカキ殻栽培」「とろけるほど甘い塩ネギ栽培」「タマネギの踏みつけ栽培」「秋ジャガの刻み苗栽培」等、これまでにない新しい栽培術を比較実験で徹底検証。大きな成果が出た厳選20種類を解説します。
<撮影/阪口克>
和田義弥(わだ・よしひろ)
1973年茨城県生まれ。フリーライター。20〜30代前半にオートバイで世界一周。40代を前にそれまで暮らしていた都心郊外の住宅街から、茨城県筑波山麓の農村に移住。昭和初期建築の古民家をDIYでセルフリノベーションした後、丸太や古材を使って新たな住まいをセルフビルド。約5反の田畑で自給用の米や野菜を栽培し、ヤギやニワトリを飼い、冬の暖房を100%薪ストーブでまかなう自給自足的アウトドアライフを実践する。著書は『増補改訂版 ニワトリと暮らす』(グラフィック社)、『一坪ミニ菜園入門』(山と渓谷社)など多数。