タンポポのほろ苦さを楽しむ
タンポポ葉はほろ苦い風味で、炒めものにおすすめ。
ペペロンチーノなど、パスタの具材にしてもおいしいです。
タンポポの葉のペペロンチーノは、ベーコンの油分とタンポポの苦味がとてもよく合います。
お好みでフレッシュの花を添えると、さっぱりするとともに、見た目も華やかになります。
タンポポのペペロンチーノのつくり方

材料(1人分)
● パスタ | 100g |
● にんにく | 1片 |
● 赤唐辛子(種をとっておく) | 1本 |
● ベーコン(細切り) | 20~30g |
● タンポポの葉 | 10~15枚くらい |
● 鶏がらスープの素 | 小さじ1/2 |
● オリーブオイル | 大さじ2 |
● 塩、こしょう | 適宜 |
つくり方
1 大きめの鍋に水を入れ、沸騰したら塩を加え、パスタをゆでる。
2 にんにくはみじん切りに、ベーコンは細切りに、タンポポの葉はきれいに洗い、食べやすい大きさに切る。
3 フライパンにオリーブオイルをひき、にんにくと赤唐辛子を加え、香りがあがってきたら、ベーコンを炒め、タンポポの葉を炒める。
4 3にパスタを入れ、鶏がらスープの素、塩、こしょうで味を調える。
次回は「タンポポのキャラメル」のつくり方をご紹介します。どうぞお楽しみに!
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山下智道(やました・ともみち)
野草研究家。福岡県北九州市出身。登山家の父のもと幼少より大自然と植物に親しみ、野草に関する広範で的確な知識と独創性あふれる実践力で高い評価と知名度を得ている。国内外で多数の植物観察会・ワークショップ・講座を開催。
著書に『ヨモギハンドブック』(文一総合出版) amazonで見る 、『野草がハーブやスパイスに変わるとき』(山と渓谷社) amazonで見る 、『野草と暮らす365日』(山と渓谷社)amazonで見る など多数。
近著に『旅で出会った世界のスパイス・ハーブ図鑑 東・東南アジア編』 amazonで見る がある。
●公式サイト「野草研究家 山下智道」
https://www.tomomichiyamashita.com/
●YouTube:「山下智道のなんでも植物学」
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『野草がハーブやスパイスに変わるとき』は、野草の活用法について追求した実践的な内容と、美しい写真が詰まった一冊です。自然の恵みを家庭で楽しむための豊富な知識とレシピが満載。