ジメジメ梅雨時の「香味しょうゆ麹」のつくり方
材料(つくりやすい量)

● しょうゆ | 150mLくらい |
● 米麹(乾燥でも生でも) | 50g |
● しそ | 10枚 |
● みょうが | 2個 |
● 青ねぎ | 5本(30g) |
● しょうが | 1かけ |
つくり方
1 薬味をすべて粗みじん切りにし、清潔なびんに入れる。

2 麹としょうゆを注ぎ、ときどき混ぜながら常温で7~10日ほどなじませてから、冷蔵庫へ。

※しょうゆが減りすぎたら、途中で継ぎ足すようにしてください。
冷蔵保存:1カ月
タンパク質の吸収にも腸活にもうれしい「麹」の力
麹が手元にないときには、とりあえず香味野菜にしょうゆを加えるだけでも十分においしいので、まずはつくってみてくださいね。
そこに麹が入ることで、とろりととろみがついてソースとしても使いやすくなりますし、栄養的にもパワーアップします。
麹の効果には以下のようなものがあるのだそうです。
<麹のうれしい効果>
●栄養素を分解する(タンパク質やデンプンを分解)→食品のうま味や風味を引き出す
●消化をサポート
●乳酸菌を元気にする
●ビタミンB群が代謝を促進→疲労回復、美肌効果も期待できる
栄養の消化吸収を助けてくれるので、朝ごはんのタンパク質がさらに効率よく体にとり込まれる効果も期待できるところも嬉しい。
乳酸菌のエサとなって腸活にも役だってくれます。香味野菜の爽やかさで朝ごはんが美味しくなり、さらに消化や吸収もよくなるといいことづくしの「香味しょうゆ麹」、ぜひつくってみてくださいね。

田内しょうこ(たうち・しょうこ)
「時短料理をサステナブルな知恵に」をモットーに、ゆとりを生みだすための時短の知恵を書籍や雑誌、ウェブサイトで発信。セミナーや出張教室のほか、食と暮らし、子育て関連の情報発信を行う。著書に『時短料理のきほん』(草思社)、『働くおうちの親子ごはん』シリーズ(英治出版)、『汁かけごはん』(駒草出版)など。
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