あるときは細々としたものの仕分けや収納に。またあるときには、インテリアの一環にも。「しまう」も「見せる」もかなえる、かごの魅力を存分に。主婦・三倉佐和さんの、暮らしの中の「かご使い」5つのアイデアをご紹介します
（『天然生活』2024年7月号掲載）
（『天然生活』2024年7月号掲載）
三倉さんの「かご使い」３
【キッチン】持ち手付きのかごを縦に配置して効率よく
保存容器とポリ袋は出し入れしやすさを重視して、かごをそれぞれ専用にして配置。ひとつのかご（容器）にいろいろなアイテムを入れると煩雑になりがちなため、このアイテム専用と決めると、自然と整う。
写真内の棚上のかごには家族分のお椀を収納。
「お茶碗も同じスタイルで収納していて、かごごとコンロ近くになど、使う場所に持っていけるのが便利です」
三倉さんの「かご使い」４
【リビング】棚の高さに合ったかごをぴったりと
つくり付けのオープン棚は高さを変えられないため、ぴったり合うかごを活用している。一番下にはアイロンを入れ、布をかぶせて。
「実は、中身が入っていないものもあるのですが、お気に入りのかごは目に触れるだけでうれしい気分になります」
持ち手付きの竹かごは実母から贈られたもの。
「母が自然にいい色に育ててくれました。マスクを収納しています」
三倉さんの「かご使い」５
【洗面スペース】幅の狭いかごを足元に置いて収納に
洗面台の下のごみ箱として使っているかごと持ち手付きのかごは、いずれも東京・国立市にある「カゴアミドリ」で購入。
「持ち手付きのかごは、ドライヤーの別部品など、細々としたものを入れるのに大きさがぴったりで、ここが定位置に」
どちらも小ぶりで幅が狭いから、足元に置いても圧迫感がない。木箱や手前の仕切り板とトーンが同じなので空間に一体感が。
〈撮影／近藤沙菜 取材・文／結城 歩〉
三倉佐和（みくら・さわ）
服飾の専門学校を卒業したのち会社員に。夫と3人の子の5人家族。創意工夫をしながら日々の暮らしを楽しんでいる。
※ 記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです
