浴衣のたたみ方
下半分をたたむ
1 頭のほうを左にして、浴衣を開く。まずは浴衣の下半分をたたむイメージで、右側を「わき縫い」の線に合わせて折る。

2 右側を「おくみ線」に合わせて折り返す。

3 左側の裾と襟を2で折り返した部分に合わせる。

4 左側のわき縫いの線と、右側のわき縫いの線を合わせる。

上半分をたたむ
5 右側のおくみ線で折り返し、左右の襟を合わせる。

point
たたむスペースが狭い場合は、先に下半分をたたんでおくとよい。

6 襟の真ん中を内側にへこませるように折る。


7 左側を袖ごと手前にもってきて、わき縫いを合わせる。

8 左側の袖をたたみ、浴衣を半分にたたむ。



9 くるんと裏返し、右側の袖をたたむ。



10 もう一度裏返してピシッと伸ばし、完成。



point
たんすなどにコンパクトにしまいたい場合は、8で浴衣を半分にたたんだあと、もう半分にたたみ、残りを同様に行う。

▼夏に楽しむ「浴衣の着付け」の記事はこちら
〈撮影/星 亘 文/太田菜津美(編集部)〉
熊谷宏子(くまがい・ひろこ)

茶道講師。着物コンサルタント。大学卒業後、コンピュータ関係のエンジニアとして勤務するが、数年後に体調を大きく崩し退職。今後の生き方と人並みの健康を模索するなか、東京・表参道のきゆるぎ治療院と出合う。きゆるぎの治療、セミナーでの学びにより、虚弱体質から一転、人生を大きく変容させた経験を活かし、「本当の健康」「本来の魅力を発揮すること」を世に広く伝えることを目標に、「なでしこ講座」をはじめ、さまざまな講座やヒーリングを行っている。
インスタグラム@nadeshiko.minori