• 浴衣を長く楽しむために大切なのが「お手入れ」。なでしこ会主宰の熊谷宏子さんに、浴衣や帯などのたたみ方を教わります。着物たんすがない家庭でもきれいにしまえる、コンパクトなたたみ方も紹介します。

    浴衣のたたみ方

    下半分をたたむ

     頭のほうを左にして、浴衣を開く。まずは浴衣の下半分をたたむイメージで、右側を「わき縫い」の線に合わせて折る。

    画像1: 下半分をたたむ

     右側を「おくみ線」に合わせて折り返す。

    画像2: 下半分をたたむ

     左側の裾と襟をで折り返した部分に合わせる。

    画像3: 下半分をたたむ

     左側のわき縫いの線と、右側のわき縫いの線を合わせる。

    画像4: 下半分をたたむ

    上半分をたたむ

     右側のおくみ線で折り返し、左右の襟を合わせる。

    画像1: 上半分をたたむ

    point
    たたむスペースが狭い場合は、先に下半分をたたんでおくとよい。

    画像1: 大切に長く楽しむ「浴衣のたたみ方」の基本。帯や小物などのたたみ方もていねいに解説/着物コンサルタント・熊谷宏子さん

     襟の真ん中を内側にへこませるように折る。

    画像2: 上半分をたたむ
    画像3: 上半分をたたむ

     左側を袖ごと手前にもってきて、わき縫いを合わせる。

    画像4: 上半分をたたむ

     左側の袖をたたみ、浴衣を半分にたたむ。

    画像5: 上半分をたたむ
    画像6: 上半分をたたむ
    画像7: 上半分をたたむ

     くるんと裏返し、右側の袖をたたむ。

    画像8: 上半分をたたむ
    画像9: 上半分をたたむ
    画像10: 上半分をたたむ

    10 もう一度裏返してピシッと伸ばし、完成。

    画像11: 上半分をたたむ
    画像12: 上半分をたたむ
    画像13: 上半分をたたむ

    point
    たんすなどにコンパクトにしまいたい場合は、で浴衣を半分にたたんだあと、もう半分にたたみ、残りを同様に行う。

    画像2: 大切に長く楽しむ「浴衣のたたみ方」の基本。帯や小物などのたたみ方もていねいに解説/着物コンサルタント・熊谷宏子さん

    ▼夏に楽しむ「浴衣の着付け」の記事はこちら



    〈撮影/星 亘 文/太田菜津美(編集部)〉

    熊谷宏子(くまがい・ひろこ)

    画像14: 上半分をたたむ

    茶道講師。着物コンサルタント。大学卒業後、コンピュータ関係のエンジニアとして勤務するが、数年後に体調を大きく崩し退職。今後の生き方と人並みの健康を模索するなか、東京・表参道のきゆるぎ治療院と出合う。きゆるぎの治療、セミナーでの学びにより、虚弱体質から一転、人生を大きく変容させた経験を活かし、「本当の健康」「本来の魅力を発揮すること」を世に広く伝えることを目標に、「なでしこ講座」をはじめ、さまざまな講座やヒーリングを行っている。
    インスタグラム@nadeshiko.minori



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