浴衣を長く楽しむために大切なのが「お手入れ」。なでしこ会主宰の熊谷宏子さんに、浴衣や帯などのたたみ方を教わります。着物たんすがない家庭でもきれいにしまえる、コンパクトなたたみ方も紹介します。
伊達締めのたたみ方
板の部分を折らないようにしながら、ひもの部分を板の幅に合わせてたたむ。

帯のたたみ方
余計な折り線を増やさないために、もともとついていた帯の折り線に合わせてたたむ。
しまいたいサイズに合わせて、三つ折りや四つ折りにする。


point
帯はたたむ前に室内で干しておく。干すことで余計なシワや汗がとれる。
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〈撮影/星 亘 文/太田菜津美(編集部)〉
熊谷宏子(くまがい・ひろこ)

茶道講師。着物コンサルタント。大学卒業後、コンピュータ関係のエンジニアとして勤務するが、数年後に体調を大きく崩し退職。今後の生き方と人並みの健康を模索するなか、東京・表参道のきゆるぎ治療院と出合う。きゆるぎの治療、セミナーでの学びにより、虚弱体質から一転、人生を大きく変容させた経験を活かし、「本当の健康」「本来の魅力を発揮すること」を世に広く伝えることを目標に、「なでしこ講座」をはじめ、さまざまな講座やヒーリングを行っている。
インスタグラム@nadeshiko.minori