• いつまでも健康で自立した生活を送るために、いまから健康寿命を延ばす食生活を始めてみませんか? 医師の溝口 徹さんに、認知症予防に役立つ食事習慣を教えていただきました。
    (『天然生活』2024年11月号掲載)

    2.赤身肉と葉物野菜でボケ知らず

    画像: 2.赤身肉と葉物野菜でボケ知らず

    野菜やのりなどに微量含まれていますが、ビタミンB12の供給源は動物性の食材です。不足すると、うつや重い貧血、認知症リスクにつながることも。赤身肉やレバーでビタミンB12と女性に不足しがちな鉄分もしっかり補いたいですね。

    認知症予防は、ビタミンB12に加えて、ビタミンB6、葉酸の3つがそろっていることも重要です。

    日本人は慢性的な葉酸不足ともいわれているので、赤身肉やレバーと一緒に、葉酸が豊富なモロヘイヤやブロッコリー、豆類、海藻類なども食べるようにしましょう。

    葉酸は熱に弱いので、葉物野菜は生で食べる、蒸す、短時間で炒める、スープなどで。


    〈監修/溝口 徹 取材・文/工藤千秋 イラスト/イオクサツキ〉

    溝口 徹(みぞぐち・とおる)
    2003年開設の日本初の栄養療法専門クリニック、みぞぐちクリニック(旧・新宿溝口クリニック)院長。オーソモレキュラー療法などに基づいた「トータル栄養アプローチ」により多くの疾患の治療に当たる。患者や医師向けの講演会、勉強会も行っている。『医者が教える日本人に効く食事術』(SBクリエイティブ)など著書多数。

    ※ 記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです



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