• いつまでも健康で自立した生活を送るために、いまから健康寿命を延ばす食生活を始めてみませんか? 医師の溝口 徹さんに、認知症予防に役立つ食事習慣を教えていただきました。
    (『天然生活』2024年11月号掲載)

    3.日本人はヨーグルトよりも漬物

    画像: 3.日本人はヨーグルトよりも漬物

    「腸脳相関(ちょうのうそうかん)」といわれるほど、腸と脳の状態は直結しています。ほかにも腸内環境を整えると、やせ体質になる、肌がきれいになるなど、さまざまな効果があるともいわれています。

    腸内環境のためにヨーグルトを食べる人もいますが、あまりおすすめできません。日本人は遺伝的にヨーグルトなどの乳製品を消化する酵素を持っていないからです。

    腸内環境を整えるには、ヨーグルトよりも日本古来の発酵食品である漬物が日本人の体質にはぴったり。漬物にはさまざまな種類の菌が含まれており、食物繊維も豊富です。


    〈監修/溝口 徹 取材・文/工藤千秋 イラスト/イオクサツキ〉

    溝口 徹(みぞぐち・とおる)
    2003年開設の日本初の栄養療法専門クリニック、みぞぐちクリニック(旧・新宿溝口クリニック)院長。オーソモレキュラー療法などに基づいた「トータル栄養アプローチ」により多くの疾患の治療に当たる。患者や医師向けの講演会、勉強会も行っている。『医者が教える日本人に効く食事術』(SBクリエイティブ)など著書多数。

    ※ 記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです



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