(『天然生活』2025年2月号掲載)
Step2 「すべき」という思考を捨てる
何かをする際に「~しなくちゃ」「~するしかない」など、自分を追い込む言葉を使いがちな人。あるいは、他人に対して「ちゃんとして!」と思うことが多い人。こうした人は何事においても「すべきだ」と考える癖がついていることが多いものです。
「‟すべき思考”は、自分に向ければ落ち込みや自責の念を生み、他人に向ければイライラを生み出します。自分も周りも追い込みすぎず、より柔軟な考え方にシフトしていくことを意識してみるといいでしょう」
「した方がいい」ぐらいに考える

「すべき思考」は自分を奮い立たせる際によく使われる一方、うまくいかないと自己嫌悪につながりがち。「すべき」を「した方がいい」「できなくても死にはしない」など、柔軟な思考に変えてみて。
他人に「すべき」を押しつけない

他人には他人の事情や考えがあるもの。「相手だって~かもしれない」という考えをもつようにしたい。また、イライラの本当の原因は別にあるのに、他人に八つ当たりしているという可能性も考えられる。
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〈監修/中島美鈴 取材・文/嶌陽子 イラスト/しまむらひかり〉
中島美鈴(なかしま・みすず)
臨床心理士。公認心理師。心理学博士(九州大学)。中島心理相談所所長。専門は認知行動療法。カウンセリング現場での臨床経験23年。テレビ出演や新聞でのコラム連載など、多方面で活躍中。著書に『脱イライラ習慣! あなたの怒り取扱説明書』(すばる舎)、『「人の期待」に縛られないレッスン』(NHK出版)など多数。
※ 記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです



