(『天然生活』2025年2月号掲載)
Step3 なんでも白黒つける癖をなくす
物事を二者択一的に捉える頭の固い考え方をしていると、感情的になりやすくなります。
「たとえば今日片づけようとしたタスクのうち8割を終わらせても、未達成の2割のせいで‟できなかった”と評価してしまったり、他人に対しても‟好き”か‟少しでも嫌なところがあるから嫌い”の2択しかなかったり。常に100%を求める思考は、生きづらさにつながってしまいます」
人や物事は白黒ではなくまだら模様だと認識すれば、自分にも他人にも寛容になれるはずです。
「まあまあ許せるプラン」に

「完璧にタスクをこなすプラン」と「まったくこなせないプラン」という両極端だけでなく、その間の「まあまあ許せるプラン」などを複数用意。そうすれば、全部できなくても想定内だと開き直れる。
白黒ではなく「まだら」で考える

物事や人を無理して白黒どちらかにまとめる必要はない。細かくみて「ここは達成=白」「ここは未達成=黒」、もしくは「あの人のここは好き=白」「ここは苦手=黒」とまだらの状態で頭に描こう。
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〈監修/中島美鈴 取材・文/嶌陽子 イラスト/しまむらひかり〉
中島美鈴(なかしま・みすず)
臨床心理士。公認心理師。心理学博士(九州大学)。中島心理相談所所長。専門は認知行動療法。カウンセリング現場での臨床経験23年。テレビ出演や新聞でのコラム連載など、多方面で活躍中。著書に『脱イライラ習慣! あなたの怒り取扱説明書』(すばる舎)、『「人の期待」に縛られないレッスン』(NHK出版)など多数。
※ 記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです



