その2:介護保険の申請3ステップ
看護師さんから勧められ、介護サービスの利用を決めた私は、まずいわれたとおり近所の「地域包括支援センター」へと向かいました。
簡単な書類を記入し、職員の方にいまの状況を説明。滞在時間は1時間もなかったかもしれません。
「まずは介護の認定から始めますので、早速手続きに入りますね」
にっこり話を終わらせた職員さんに、思わず市役所のどこに行けばいいのか尋ねると、「行かなくて大丈夫ですよ」と、またまたにっこり。
えっ!?そうなの!?
私がたどった3ステップはこちら!
1 地域包括センターで相談、申請書の提出(電話で予約)
2 訪問調査(この時は入院中の病院にて)
3 要介護度の認定結果のお知らせ
とてもシンプルですよね。実は、最初に「地域包括支援センター」へ行くことが鍵だったのです。
介護の認定には、役所への届出や、主治医の意見書が必要ですが、これらの手続きを地域包括支援センターの方が代行してくれます。
申請には介護保険証(64歳以下の方は健康保険証)が必要です。「介護保険証が見つからない!」という場合は、その再発行手続きも代行してもらえるそうです。
〈要介護・要支援認定の申請に必要な持ち物〉
・介護保険証(64歳以下の場合は、健康保険証)
・本人確認ができるもの
・主治医の名前や、病院の所在地などがわかるもの
※詳しくは、お住まいの自治体のホームページなどでご確認ください。
ちなみに介護保険制度は、65歳以上の方と、特定の疾病を持つ40〜64歳の方が利用できます。母の場合はまだ65歳未満でしたが、脳梗塞を理由に申請することができました。
地域包括支援センターは、だいたい市区町村の中学校の学区域内に一カ所設置されています。もしかしたら役所よりももっと身近な場所にあるかもしれないですね。
本来は要介護の認定がおりてから、いよいよケアプラン(介護サービスの計画)の作成が始まるのですが、認定がおりる前から、地域包括支援センターの職員の方がさっそくケアマネジャーさんの紹介などの準備を始めてくれました。

介護保険を利用していた頃の書類の山!

小黒悠(おぐろ・ゆう)
1983年、東京都出身。服飾系専門学校を卒業後、貸衣装店勤務を経て、23歳で図書館に転職。その後20代〜30代に母親の在宅介護を経験。現在は会社員として働きながら、ケアや介護をテーマに「はるから書店」を個人で運営している。
はるから書店:
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