長い冬のうちに、家にこもって好きなことをしてみませんか。料理家・中川たまさんの冬の家ごもりのお楽しみは、ひとりで過ごす読書の時間。至福のひとときと、お供となるお茶とおやつを紹介します。
(『天然生活』2025年5月号掲載)
お気に入りのお茶とおやつをお供に、洋書を眺める至福の時間
ゆっくり読書ができるのは、家にこもってひとりで過ごす時間のお楽しみ。庭で採れたハーブでお茶を淹れ、お手製のおやつをお供に、奮発して求めた洋書を眺めるのは、至福のひとときなのだとか。
海外旅行気分を味わったり、ときには仕事のインスピレーションを得たりすることも。かたわらには愛猫の「しろこ」ちゃんが寄り添い、ほっと心がゆるみます。
「いつも食のことばかりなので、ちくちくと手縫いで繕いものや刺しゅうなどの手芸もしてみたいですね。家にこもる時間が長い冬のうちに部屋の模様替えもしたいけれど、凝り性なので終えられず、夜な夜な続けてしまいそうです」
中川たまさんの冬ごもりの楽しみ2つ
①庭の葉でブレンドするお茶

スパイシーなレモンの葉、甘い香りのローリエ、清々しいローズマリーなど
陽の当たる庭では、レモンや夏みかん、ハーブなど、四季折々さまざまな植物が育ちます。
「冬に剪定をするので、その葉っぱを使ってハーブティーを淹れます。カフェインが苦手なこともあり、重宝。ちょっとした休憩のときや、食事どきなどにもよくいただきます。薬草茶やジュースと合わせて煮出してもおいしいんですよ」
②洋書のレシピ本を大切に読み解く

「アボカドマッド」をはじめ、主にベジタリアン向けの定番料理86品を掲載
SNSで見かけ、いつか行ってみたいと思っているデンマーク・コペンハーゲンのカフェ「アトリエ・セプテンバー」のレシピブック。
「英語なのであまり読み進められないのですが、写真を眺めているだけでも気分がほぐれます。お料理もつくり込んだものというより普段着のようなカジュアルさで、よい刺激を受けています」

冬ごもりのお供のお茶とおやつ
庭の葉茶と自家製レモンマーマレードでいただくスコーン
仕事に区切りがついた夕方がおやつタイム。プレーンスコーンに酸味の効いたマーマレードとコクのあるクリームチーズを添え、ほのかな香りのハーブティーでさっぱりと。
〈撮影/山田耕司 取材・文/長谷川未緒〉
中川たま(なかがわ・たま)
神奈川県逗子市在住。旬の食材を使ったシンプルな料理やセンスのよいスタイリングで人気。月に数回、自宅アトリエにて料理教室も。著書に1月末発売の『ジャムと料理とお菓子』、『たまさんと魚料理』(ともに文化出版局)など。
※ 記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです




