(『別冊天然生活 梅仕事と四季の保存食』より)
梅雨どきや夏の不調に役立つ「梅料理」
「梅はその日の難逃れ」ということわざがあるように、梅干しは古くから体によいとされてきた万能食材。
梅に含まれるクエン酸には、疲労回復を促したり、新陳代謝を助けたりする働きがあるとされています。また、梅の酸味が唾液の分泌を促すため、食欲が落ちがちな夏バテのときにもぴったり。
そんな梅の力を毎日の食事に手軽に取り入れられる一品「いわしの梅煮」のつくり方をご紹介します。
「いわしの梅煮」のつくり方

梅干しと一緒に煮ることで、いわしのくさみを消し、骨もやわらかに。栄養満点のいわしと、クエン酸たっぷりの梅干しで、夏バテ解消に役立つレシピです。
材料(つくりやすい分量)
| ● いわし | 6〜8尾 |
| ●A | |
| ・水 | 350mL |
| ・酒 | 50mL |
| ・しょうゆ、みりん | 各大さじ2 |
| ・砂糖 | 大さじ1 |
| ・梅干し | 4個 |
| ・しょうが(薄切り) | 1片分 |
つくり方
1 いわしは頭を切り落とし、はらワタをきれいに取り除く。流水でワタや血を洗い、水けをふく。
2 Aを圧力鍋に入れ、ひと煮立ちさせたら、1のいわしを入れる。
3 あくを取ってふたをし、中火にかける。圧力がかかったら弱火にし、20分加熱する。圧が抜けたらふたを開けてでき上がり。
本記事は『別冊天然生活 梅仕事と四季の保存食』(扶桑社)からの抜粋です
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天然生活の人気企画が一冊になりました。料理家・真藤舞衣子さんの、少量でつくる、シンプルでつくりやすい保存食と、保存食を使ったレシピ。あわせて75品です。
料理家の真藤さんにとって、保存食をつくるということは、時間を味方につける作業です。ふだんの生活では、発酵の力なども借りて「食材をむだなく食べきるため」に役立ちます。 食材が多くとれる季節は「未来の自分への贈り物」として、瓶に詰めておきます。「いつでもおいしいものがある」という心の余裕が、日々の暮らしに豊かさを与えてくれるのです。 この本から、自分が食べたいものを見つけて、ほんの少しの時間を保存食づくりにあててみてください。自然の恵みをむだにせず、未来の自分を助けてくれることができるでしょう。
〈撮影/清水奈緒〉

真藤舞衣子(しんどう・まいこ)
東京生まれ。料理家・発酵研究家。会社勤務を経て、京都・大徳寺内塔頭にて茶道や畑仕事を中心とした生活を送る。その後、フランスのリッツ・エスコフィエにてディプロマを取得。都内の菓子店勤務を経て、カフェサロン、料理教室を主宰し、雑誌や書籍などで幅広く活動。料理を通じて、環境に配慮した暮らし方や食育を提案している。著書に、小泉武夫氏との共著『サバの味噌煮は、ワインがすすむ』(日経プレミアシリーズ)、『つくりおき発酵野菜のアレンジごはん』(主婦と生活社)ほか多数。
インスタグラム:@maikodeluxe








