• 東京・銀座にあるドイツワインと野菜料理の店「ワインセラー ローゼンタール」の看板メニューは白あえ。店主の島田由美子さんがボールのように両手でころんとにぎると、一見、白あえとわからないおしゃれな佇まいに。旬の素材と豆腐を混ぜるだけのシンプルさで、100以上のレパートリーがあるそう。今回は「柿と梅干しの白あえボール」を教えてもらいました。

    柿は塩をまぶしておくと粋な味わいに

    画像: 柿は塩をまぶしておくと粋な味わいに

    柿って、一見、地味ですが、料理の素材としては、とても面白い果物です。

    そのままでもおいしいけれど、軽く塩をまぶして、ひと晩置いてみてください。塩の浸透圧で、実が美しく半透明になって、果物から甘いおつまみのような粋な味わいに変化します。

    ローゼンタールでは「塩柿」と呼んで、あらゆる料理に使います。今回は、柿の甘みを梅の酸味で引き立てて、白あえにしました。柿は、かためのものを使うのがポイントです。

    「柿と梅干しの白あえボール」のつくり方

    画像: 「柿と梅干しの白あえボール」のつくり方

    材料(直径4cm大×3個分)

    ● 柿1個
    ● 塩少々
    ● 木綿豆腐(水切りしたもの)1/2丁
    ● 梅干し1個
    ● 白味噌大さじ1と1/2
    画像: 材料(直径4cm大×3個分)

    下準備

    ・塩柿をつくる

    画像1: 豆腐でかんたん「柿と梅干しの白あえボール」のつくり方。塩けがおいしい"塩柿”を梅の酸味が引き立てる、お酒にも合うひと皿/ワインセラー ローゼンタール・島田由美子さん

    柿は皮をむき、ひと口代に切り分けて保存容器に入れ、塩を全体にまぶして冷蔵庫でひと晩ねかせる。(写真は柿2個分)

    ・豆腐の水切りをする

    画像2: 豆腐でかんたん「柿と梅干しの白あえボール」のつくり方。塩けがおいしい"塩柿”を梅の酸味が引き立てる、お酒にも合うひと皿/ワインセラー ローゼンタール・島田由美子さん
    画像3: 豆腐でかんたん「柿と梅干しの白あえボール」のつくり方。塩けがおいしい"塩柿”を梅の酸味が引き立てる、お酒にも合うひと皿/ワインセラー ローゼンタール・島田由美子さん

    深さのある皿に豆腐を置き、上に皿と重し(1〜1.5kg程度)を乗せる。豆腐の高さが2/3くらいになれば完了(目安は1時間程度。時間は長くてもよい)。

    memo
    水切りした豆腐は冷蔵庫保存で3日ほどおいしく使えますので、時間があるときに仕込んでおくと便利です

    つくり方

    1 梅干しは種を取り除き、果肉を包丁で叩いてペースト状にする。

    2 ボウルに豆腐と白味噌と1の梅を加え、スプーンの背でペースト状に練る。

    画像: 豆腐はしっかり水切りすると混ぜるときに水分が出ない

    豆腐はしっかり水切りすると混ぜるときに水分が出ない

    画像: ペースト状になるまでよく混ぜる

    ペースト状になるまでよく混ぜる

    3 2をボウル状に握ったら、上に塩柿を乗せ、さらに軽く握る。

    画像1: つくり方
    画像: ボール状に握ると、まるで和菓子のような、上品な佇まいに

    ボール状に握ると、まるで和菓子のような、上品な佇まいに

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    <撮影/大沼ショージ>

    画像2: つくり方

    島田 由美子(しまだ・ゆみこ)
    ドイツワインと自家菜園の野菜を中心とした料理を楽しめる「ワインセラー ローゼンタール」店主。出版社勤務を経て、ワインを学ぶために渡仏。帰国後、ワイン情報誌の編集に携わる。飲食店のアルバイトを経て、同店店長となり、2015年より店を引き継ぎ経営者となる。著書に『ハルマキ100本ノック』(光文社)

    ワインセラー ローゼンタール
    東京都中央区銀座4-8-13銀座蟹睦(カニボク)会館ビル5階
    http://winecellar-rosenthal.link/



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