口に入れると幸せが満ちてくる、いとしのおやつが勢ぞろい。なつかしいおやつを、桑原奈津子さんが再現してくれました。今回は、なつかしさを誘う「ロシアンクッキー」のつくり方を紹介します。
(『天然生活』2014年3月号掲載)
(『天然生活』2014年3月号掲載)
ロシアンクッキー
なつかしさを誘うロシアンクッキーは、口に入れると、ほっとする味。星形の口金の跡がきれいに残るよう、粉類を多めに配合するのがコツ。
材料(直径約5cm・20枚分)
● 薄力粉 | 100g |
● バター(食塩不使用) | 80g |
● 砂糖 | 60g |
● 塩 | ひとつまみ |
● 卵 | 1/2個分(25~30g) |
● アーモンドパウダー | 60g |
● シナモンパウダー | 少々 |
● ラズベリージャム | 50g |
下準備
・バターを室温にもどす。
・薄力粉をふるいにかける。
・ラズベリージャムをこし器に通し、種を取り除く。
つくり方
1 ボウルにバターを入れ、ゴムべらでクリーム状に練る。砂糖、塩を加え、白っぽくなるまですり混ぜる。卵を加えてよく混ぜ、アーモンドパウダー、シナモンパウダーを加えて混ぜる。ふるった薄力粉を加え、粉っぽさがなくなるまで混ぜる。
2 星形口金を付けたしぼり袋に、1を入れる。オーブン用シートを敷いた天板に、直径5cm程度のリング状に、間隔をあけながらしぼる。さらに中央部分に生地を丸くしぼり、中央の生地を指で平らにならし、くぼみをつくる。くぼみにジャムを入れ、スプーンの背などで丸くのばす。
3 170℃に温めておいたオーブンで、12分ほど焼く。
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<料理/桑原奈津子 撮影/清水奈緒 スタイリング/阿部まゆこ 取材・文/花沢理恵>
桑原奈津子(くわはら・なつこ)
カフェのキッチンとベーカリー、製粉会社の食品開発室、加工でん粉会社研究職を経て、2004年に料理家として独立。スタイリングも行い、雑誌、書籍、広告を中心に活躍している。著書に『卵・乳製品・小麦粉なし 作ってあげたい子どものおやつ』(KADOKAWA)ほか多数。
※ 記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです