飛田和緒さんに、年末年始におすすめの「ローストビーフ」のつくり方を教わります。年末年始だもの、やっぱりのんびり休みたい。それでいて、家でごちそうを味わいたい。そんなわがままは少しの工夫でかないます。下ごしらえをしておけば、手順は簡単。この冬は、台所にこもりきりにならずにごちそうをいただきましょう。『天然生活web』に掲載された記事のなかから、クリスマスや年末年始におすすめのレシピをピックアップしました。
(『天然生活』2021年1月号掲載、『天然生活web』初出2022年12月24日)
(『天然生活』2021年1月号掲載、『天然生活web』初出2022年12月24日)
ローストビーフのつくり方
下味をしっかりなじませ、あとはオーブンにおまかせ。
ナイフを入れれば、うっとりするロゼカラーです。
材料(つくりやすい分量)
● 牛ロースかたまり肉 | 1kg |
● にんにく(すりおろし) | 2片分 |
● ローリエ | 3~4枚 |
● 塩 | 大さじ1 |
● クレソン | 適量 |
つくり方
1 牛肉はたこ糸で縛って形を整え、室温に2時間おく。塩とにんにくを表面になじませ、糸と肉の間にローリエをはさむ。
2 オーブンの天板にのせ、140~150℃に予熱したオーブンで40~50分焼く。焼き上がったらすぐにアルミホイルで包み、1時間以上おいて肉汁を落ち着かせる。食べやすい厚さに切って器に盛り、クレソンを添える。
※ 冷蔵庫で4~5日間保存可能。
〈料理/飛田和緒 撮影/川村 隆 スタイリング/久保原恵理 取材・文/福山雅美〉
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飛田和緒(ひだ・かずを)
神奈川県の海辺の町で夫と娘さんとの3人暮らし。祖母の料理から引きついだ東京の味、母や友人によって知った長野の味、自身が暮らす湘南の味、その土地ごとの味と素直に向き合いながら、日々の食卓で楽しめる家庭料理、保存食をつくり続ける。『くりかえし料理 』『季節を味わう保存食手帖』(ともに扶桑社)など著書多数。
Instagram:@hida_kazuo
※ 記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです
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