• 福岡の喫茶店「サウンズフード サウンズグッド」の店主、まさこさん。難病ALSを発症しながらも、人生を楽しみながら挑戦し続ける姿が、多くの人の共感を集めています。本記事では、ALSの発症から、暗闇の先にたどりついた想いを伺いました。
    (『天然生活』2025年6月号掲載)

    娘の七五三は着物姿で

    娘の琳さんの七五三では、美容師である妹の統子(みちこ)さんのサポートにより、まさこさんも着物姿で参拝できることに。

    青空の下、並んだ3人の写真からは、ハレの日を心から祝う喜びが伝わってきます。

    画像: 琳さんの七五三に、家族3人で着物でお参りへ。「娘は私が七五三で着た着物を、私は祖母が仕立てた母の着物を着ることができました」

    琳さんの七五三に、家族3人で着物でお参りへ。「娘は私が七五三で着た着物を、私は祖母が仕立てた母の着物を着ることができました」

    画像: 七五三のお参りの朝、慣れない着物を着てちょっと緊張気味の琳さんに声をかけるまさこさんと統子さん

    七五三のお参りの朝、慣れない着物を着てちょっと緊張気味の琳さんに声をかけるまさこさんと統子さん

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    まさこさんの年表

    1981年 喫茶モーニングの街・愛知県豊橋市に生まれる。

    2000年 デザイン専門学校へ進学するため東京へ。卒業後はデザイン、アパレル、飲食など多様な仕事を経験する。

    2012年 当時カフェオーナーだった夫・賢介さんと結婚。

    2014年 1歳になる長男と家族3人で約2年間、日本と海外を行き来する生活を送る。帰国時には音楽フェス等でのケータリングや出店で人気を博す。

    2018年 福岡を日本の活動拠点とすることを決め、カフェ「サウンズフード サウンズグッド」をオープン。

    2021年 長女・琳さんを出産後、足から違和感を感じるように。

    2023年 安心して食べられる加工品や調味料の販売など新たな事業展開を計画していた矢先、ALSの診断を受ける。失意の底に突き落とされるが、自然治癒の症例もあると知り、その可能性に希望を見いだして生きることを決意。

    2024年 長男がサッカー留学をするスペインへ車椅子で渡航を果たす。

    2025年 「#何処かで誰かの希望となりますように」を合言葉に、これまで考案してきたレシピを記録に残す活動を開始する。

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    ▼まさこさんのレシピを公開中!

    次回の記事では、まさこさんを支える家族のことや、つながりのなかで助け合って生きるお話を伺います。ぜひご覧いただけましたら幸いです。


    〈撮影/いわいあや 取材・文/玉木美企子 協力/田中 文(キッチンパラダイス)〉

    ※ 記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです

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    天然生活2025年6月号と7月号では、福岡にある喫茶店「サウンズフード サウンズグッド」店主のまさこさんを取材しました。

    6月号では、ALS発症のことや家族や友人とのつながりのお話などを、7月号では、まさこさんが未来に伝えたいレシピ、そして大切な調味料や道具について教えてもらいました。

    ぜひお読みいただけましたら幸いです。

    『天然生活2025年7月号』(扶桑社・刊)

    画像1: 難病ALS(筋萎縮性側索硬化症)とともに歩む日々。喫茶店サウンズフード サウンズグッド店主・まさこさんの“愛と希望”の物語「ありのままに人生を楽しむこと、挑戦することをあきらめない」

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    『天然生活2025年6月号』(扶桑社・刊)

    画像2: 難病ALS(筋萎縮性側索硬化症)とともに歩む日々。喫茶店サウンズフード サウンズグッド店主・まさこさんの“愛と希望”の物語「ありのままに人生を楽しむこと、挑戦することをあきらめない」

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