• 読者のみなさまから寄せられた、素敵な投稿を紹介する「暮らしのおすそわけ」。このコーナーでは、だれかを思って手を動かしたり、料理したり、ものづくりにまつわる心温まるエピソードを紹介します。今回は番外編で、雑誌『天然生活』読者のお宅へ。世界の工芸品や民藝品など、手仕事でつくられた木の道具や家具に惹かれるというHIBI SHUKA-日々手加-さんのアトリエを拝見します。

    次の夢は、手仕事の魅力を伝える場所づくり

    さまざまな骨董市に行くなかで、最近、改めて先人の手仕事の魅力を伝えていくことの大切さを感じるとHIBI SHUKAさんは話します。

    「骨董市に行くと、海外の方が着物の帯を買われていくのを目にします。話を聞くと、タペストリーみたいに壁に飾ったり、ピアノのカバーにしたりするんだそう。そういう光景を見ると、自分の国のものなのに気づいていない魅力や、手にしたことのないものがいっぱいあるなと」

    画像: 木彫りの模様が美しい糸巻きは、アイヌの作家の手づくり。「健康を願って」などの意味がある

    木彫りの模様が美しい糸巻きは、アイヌの作家の手づくり。「健康を願って」などの意味がある

    アトリエにずらっと並ぶ刺しゅう糸は、自身の作品づくりのためかと思いきや、夢のひとつである“小さなコミュニティ”づくりに向けた準備でもあるのだそう。

    「大好きな古道具や手仕事の魅力を、次の世代にも引き継いでいきたい。そのために、小さなコミュニティのような場所をつくれたらと思っているんです。私はそこで古道具のよさを伝えて、手芸作家の友人にはワークショップを開いてもらって……。いつでも手芸のワークショップを開けるように、刺しゅう糸をたくさん用意しています」

    画像1: 次の夢は、手仕事の魅力を伝える場所づくり
    画像2: 次の夢は、手仕事の魅力を伝える場所づくり

    古道具や手仕事を愛し、その魅力を伝えていきたいと話すHIBI SHUKAさん。

    このアトリエには、HIBI SHUKAさんが幼少期から大切にしている“大好きなもの”と、夢に向かう熱い思いがたくさん詰まっていました。

    〈撮影/星 亘〉

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    みなさまからの投稿を募集します!

    「暮らしのおすそわけ」は、『天然生活』の読者のみなさまが手づくりしたものを紹介するコーナーです。

    おすそわけは、漢字にすると“お福分け”とも書きます。

    手づくりしたもの、おいしい料理のレシピや、うれしかった出来事など、みなさまが感じる日々の“福”を、写真や文章でぜひ教えてください。

    みなさまの“お福分け”を楽しみにお待ちしております。


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