暑い季節、長時間の火を使う調理は避けたいものです。南インド料理店の総料理長を務める稲田俊輔さんに、少ない材料でつくるうれしいつくりおきと、アレンジレシピをお聞きしました。今回は、「しっとりサラダチキン」と「パクチー黒酢だれ」のつくり方を教わります。
(『天然生活』2023年8月号掲載)
(『天然生活』2023年8月号掲載)
アレンジレシピ
「しっとりサラダチキンのパクチー黒酢だれ」のつくり方

ゆっくり火が通った鶏肉はしっとりやわらか。
ゆで汁がそのままスープになるのもうれしい。
材料(つくりやすい分量)
● しっとりサラダチキン(前ページ参照) | 適量 |
●A | |
・しょうゆ | 18g |
・黒酢(または酢) | 15g |
・にんにく(みじん切り) | 1片分 |
・パクチーの茎の部分(みじん切り) | 5g |
つくり方
1 しっとりサラダチキンを食べやすい厚さにスライスし器に盛り、パクチー(分量外、適量)をのせる。

2 Aを混ぜてたれをつくり、器に添える。ゆで汁は温め直してあくをすくい、青ねぎの小口切り(分量外、適量)を加えてスープとする。

<料理/稲田俊輔 撮影/公文美和>

稲田俊輔(いなだ・しゅんすけ)
料理人。飲食店プロデューサー。飲料メーカー勤務を経て円相フードサービスの設立に参加。2011年、東京駅八重洲地下街に南インド料理店「エリックサウス」を開店。著書に『ミニマル料理』(柴田書店)など。
※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです