• 気がつくとつい汚れたり散らかったりしてしまう。そんな台所の悩みを持つ人は多いはず。無理なく習慣にできる工夫を、台所の達人に教えてもらいました。今回は、台所の掃除について。『天然生活web』に掲載された記事の中から、9月におすすめの記事を紹介します。
    (『天然生活』2020年9月号掲載/『天然生活web』初出2021年1月29日)

    水まわりの掃除

    洗ったシンクは2段階でふきとりを

    シンクは食器を洗うのと同じスポンジと食器用洗剤で、料理をするたびに洗う。

    1日の仕上げに必ずするのは水けをとること。ふきんでふいたあと、キッチンペーパーで水けを残らず取り除く。

    「水けは雑菌の元なのでまめに確認します」

    画像1: 洗ったシンクは2段階でふきとりを

    画像2: 洗ったシンクは2段階でふきとりを

    画像3: 洗ったシンクは2段階でふきとりを

    熱めのお湯で効率よく

    シンク洗いの仕上げは熱いお湯で流す。

    「熱いと水分が早く蒸発して乾きやすいんです」

    シェフ時代から熱いお湯には慣れているタサンさん、夫が驚くほどの高温でも平気。

    画像: 熱めのお湯で効率よく

    排水溝のヌメリを撃退

    1日の終わりには、排水溝と三角コーナーをスプレー式漂白剤で除菌。

    毎日の習慣にすることでヌメリがつかず、「汚くて掃除するのに勇気がいる」という事態に陥らない。

    画像: 排水溝のヌメリを撃退

    すき間汚れも忘れずに

    水栓のすき間にも汚れはたまりがち。

    汚れが気になったタイミングで漂白剤をひと吹きし、しばらくおいたのちに洗い流す。

    小さなところが清潔だと、全体がきれいに見える。

    画像: すき間汚れも忘れずに
    画像: 石けんは湯沸かし器に吊るして。「平置きにすると周りに水がたまったりヌメリができたりするので、これが一番衛生的」

    石けんは湯沸かし器に吊るして。「平置きにすると周りに水がたまったりヌメリができたりするので、これが一番衛生的」

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    〈撮影/有賀 傑 取材・文/嶌 陽子〉

    画像2: 掃除とアルコール除菌

    タサン志麻(たさん・しま)
    大阪あべの・辻調理師専門学校、同グループ・フランス校を卒業。ミシュランの三ツ星レストランでの研修を修了して帰国後、老舗フレンチレストランなどに15年勤務。結婚を機に、フリーランスの家政婦として活動開始。各家庭の家族構成や好みに応じた料理が評判を呼び「予約がとれない伝説の家政婦」としてメディアから注目される。現在は家政婦の仕事に加えて、料理イベント・セミナーの講師や、地方の特産物を活かしたレシピ考案など多方面で活動中。フランス人の夫、2人の息子、2匹の猫と暮らしている。主な著書に『厨房から台所へ 志麻さんの思い出レシピ31』 amazon.co.jp(ダイヤモンド社)、『志麻さんちのごはん』 amazon.co.jp(幻冬舎)、『ちょっとフレンチなおうち仕事』 amazon.co.jp(ワニブックス)、『志麻さんのベストおかず』 amazon.co.jp(扶桑社)など。

    ※ 記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです



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