• 2023年6月、ALS(筋萎縮性側索硬化症)と診断された、はらだまさこさん。少しずつ体が動かなくなっていく進行性の病気とともに生きながら、家族との一日一日を大切に過ごしています。このエッセイでは、まさこさんの日々の暮らしや思い、そして、喫茶店の店主として、母として、数々の料理をつくり続けてきたまさこさんの“未来に届けたいレシピ”などをつづっていきます。今回は、「大きな目標のひとつだった‟本の出版”を迎えて想うこと」のお話です。

    もしもキッチンに立てたなら

    このたび、私の本『難病ALSのママが綴る いのちのレシピ もしもキッチンに立てたなら』(3月21日発売)を出版しました。

    画像: 『難病ALSのママが綴る いのちのレシピ もしもキッチンに立てたなら』 amzn.to

    『難病ALSのママが綴る いのちのレシピ もしもキッチンに立てたなら』

    amzn.to

    自分の名前のついた一冊の本が、この世に生まれたこと。いまでもどこか夢のようで、少し不思議な気持ちです。

    思うように体が動かなくなってから、キッチンは少し遠い場所になりました。包丁を握ることも、鍋をかき混ぜることも、当たり前ではなくなりました。

    それでも、私の中には料理の記憶が残っています。家族が「おいしい」と言ってくれたときの、あの小さなうれしさ。喫茶店のお客さんが喜ぶ笑顔。

    もしも、もう一度キッチンに立てたなら。

    そんな思いを胸に、レシピや思い出、食べることの喜びを少しずつ書き綴ったのが、この本です。

    料理は、ただおなかを満たすためのものではなく、誰かの心を、そっと温めるものだと思っています。この本が、そんな小さなぬくもりを誰かに届けられたなら。それ以上の幸せはありません。

    画像: もしもキッチンに立てたなら

    〈協力/田中 文(キッチンパラダイス)〉

    はらだ・まさこ
    1981年、喫茶モーニングの街・愛知県豊橋市に生まれる。カフェオーナーだった賢介さんと結婚し、家族で日本と海外を行き来する生活を送った後、2018年に福岡でカフェ「サウンズフード サウンズグッド」をオープン。2021年、長女・リンさんを出産後、足から違和感を感じるようになり、2023年にALSの診断を受ける。失意の底に突き落とされるが、自然治癒の症例もあると知り、その可能性に希望を見いだして生きることを決意。現在は「#何処かで誰かの希望となりますように」を合言葉に、これまで考案してきたレシピを記録に残す活動を開始している。
    インスタグラム:@sfsg_masako

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    ▼天然生活web「難病ALSとともに生きる」

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    『難病ALSのママが綴るいのちのレシピ もしもキッチンに立てたなら』(はらだまさこ・著/徳間書店・刊)

    画像1: 念願のレシピ本出版直前に入院『もしもキッチンに立てたなら』に込めた思い。難病ALSによる“体の変化”が進む中で迎えた新しいスタート|難病ALSとともに生きる/はらだまさこ

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    4才と12才の子の母であり、シェフのまさこさん。3年前、難病ALSだと診断を受けました。治療法が確立されていない進行性の病気です。

    「子どもたちに”母の味”を残したい」

    病と向き合う著者がそんな願いを胸に綴った、料理が好きな人や、家族を大切に思うすべての人に届けたい胸に深く響くエッセイ&レシピ集です。

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    ▼レシピ本に関する取材動画はこちら『ABEMA Prime』

    画像2: 念願のレシピ本出版直前に入院『もしもキッチンに立てたなら』に込めた思い。難病ALSによる“体の変化”が進む中で迎えた新しいスタート|難病ALSとともに生きる/はらだまさこ

    https://youtu.be/R2ch-NSRExI?si=Z6vvQDfmXPdVKOQG

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    ▼『FBS福岡放送ニュース』の取材動画

    画像3: 念願のレシピ本出版直前に入院『もしもキッチンに立てたなら』に込めた思い。難病ALSによる“体の変化”が進む中で迎えた新しいスタート|難病ALSとともに生きる/はらだまさこ

    https://youtu.be/Gvp1U12mPVo?si=3Q2WyfGEejuLW7Cs

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    『天然生活』2025年6月号掲載のまさこさんの記事も公開中です。ぜひ合わせてお読みいただけましたら幸いです。



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